■約20種類のアクティビティで遊べる「苗場スキー場」【新潟県】
夏の苗場スキー場はとにかく遊びが豊富。アクティビティだけでも約20種類あり、人気は長さ約100mの斜面をチュービングで滑り降りる「レインボースライダー」だ。レインボーカラーの明るくポップな大型スライダーは見た目が楽しく、体験するとスリル満点。また、涼を味わえる「手作りウォータースライダー なえバッシャーン」など夏にぴったりのアクティビティもある。
プリンス第2ゴンドラで標高1,518mの山頂まで上がれば、「Naeba天空テラス」でゆっくりくつろげ、高原らしい清涼さを感じられる。このほか、春シーズン(~6月16日)と秋シーズン(10月5日~11月4日)には日本最長となる全長5,481mの「苗場ドラゴンドラ」に乗って「田代高原」まで足を延ばしてみるのもおすすめ。アップダウンを繰り返しながら山を抜けていく、25分の空中散歩はここならではの体験だ。
山麓の苗場プリンスホテルでは、夏のレジャーを楽しめるさまざまな宿泊プランを用意。ホテル内にも屋内レジャー施設があり、天候を気にせずリゾート内をたっぷり満喫できる。
■設備の充実度が高い「ホテルタングラム(タングラム斑尾)」【長野県】
長野県の北信エリアに位置する「ホテルタングラム(タングラム斑尾)」は、各種アクティビティや展望テラス、ラベンダー園やゆり畑、そしてリゾートホテルも完備する複合リゾート。このうち山麓のキッズパーク「たんたんパーク」には、ふわふわ滑り台やスライダー、トランポリンなど子どもが夢中になれる遊具が勢揃い。キッズパークは入園料制で自由に遊具を利用でき、再入場もOKだ。
ラベンダー園を通り抜けるようにレイアウトされた「スーパーボブスレー」のコースは全長約500m。ブレーキと体重移動で斜面を滑り降りる爽快さがたまらない。
フード付きの観光リフトで向かう「野尻湖テラス」は、野尻湖や北信五岳が一望できるパノラマビュー。隣接の「野尻湖ラウンジ」でカフェを楽しみながら景色を眺めることもできる。また、ホテルタングラムは、ジャグジーを備えた全天候型の室内プールを完備。露天風呂付きの温泉で遊び疲れた体をリフレッシュするなど、リゾート内の設備をフル活用できる。
■キャンプ場が高評価の「斑尾マウンテンリゾート」【長野県】
「斑尾マウンテンリゾート」の魅力は、標高1,000mで快適なアウトドア体験ができる「斑尾高原キャンピングパーク」だろう。キャンプ場検索・予約サイト「なっぷ」の口コミ投稿部門で何度もNo.1を受賞し、部門初となる殿堂入りを果たしている。
キャンプ施設は種類が豊富で、フリーサイトや区画サイト、焚火ができる直火サイト、柵のあるスペースで愛犬と一緒に過ごせるドッグサイトまである。また、20種類以上のアクティビティも楽しめ、特にダイナミックな「ジップラインアドベンチャー斑尾高原」は大人気。ジップラインアドベンチャーでは、ガイドとともにフィールドをめぐながら大小さまざまな11のジップラインコースを体験。爽快かつエキサイティングな絶叫アクティビティはぜひチャレンジしたい。
「斑尾高原ホテル」と「モンエール斑尾」の2つの宿泊施設もあり、どちらも温泉施設の日帰り利用ができる。
■サンメドウズ清里スキー場/ハイランドパーク【山梨県】
山梨県の「サンメドウズ清里スキー場/ハイランドパーク」の名所といえば、リフト山頂の「清里テラス」。標高1,900mの清涼なエリアにソファやデッキ、カウンターなどが用意され、好みの場所で自由にくつろげる。「八ヶ岳ブルー」と呼ばれるくっきりとした青空や、富士山や野辺山高原の絶景を眺めてのんびり過ごす時間は至福のひとときだ。
一方、山の中腹ではエキサイティングな「G-KART」を楽しめる。動力のないハンドル、ブレーキ付きのカートで急斜面を駆け抜けるのは爽快そのもの。難度の異なる2つのコースがあり、初心者向けの「ビギナーコース」と上級者向けの「エキスパートコース」を攻略できる。
リゾート内の各所にレストランが点在し、中腹の「清里カフェ」ではピザやパスタといった本格イタリアンが充実。地元食材をたっぷり取り入れたバーベキューを自然の中で堪能できる「デイキャンプ」など、どのグルメもクオリティが高い。
■夏のスキー場をより楽しく過ごすために
――たくさんのレジャーやスキー場の情報を教えていただきありがとうございます。本当に「高原の遊園地」のようですね。
竹川さん:ここで紹介したのはほんの一部で、まだまだいろいろなレジャー施設やスキー場があります。夏のスキー場は自然豊かで清涼感にあふれ、家族旅行に本当におすすめです。
――ちなみに、夏のスキー場に出かける際に気をつけることはありますか?
竹川さん:自然が多い環境なので、お出かけの際は虫よけが必須です。虫に刺された場合の薬などケア用品も用意しておきたいですね。ハチやブヨに刺されたときにどんな応急処置をすればよいのかなど、対処法もあらかじめ調べておくとより安心です。
――なるほど、虫対策ですね。ほかに持っていくと良いものは?
竹川さん:高原は夏でも空気がひんやりしていて、朝夕は寒く感じることもあります。真夏であっても上着などの防寒着も用意しておきましょう。
――真夏に防寒着! それだけ涼しいってことですね。あと、お得な情報なども教えてもらえるとうれしいです。
竹川さん:スキー場直営のホテルは冬よりも夏のほうが宿泊料金が安くなったりします。なので、お盆期間をはずして、平日の料金がお得な時期を狙うのもありです。また、冬はスキー場メインで1日を過ごしますが、夏はスキー場のレジャーだけではなく、周辺観光を楽しむなど行動範囲が広くなります。車であちこち移動するなら、定額料金でエリア内の高速道路が乗り放題になる周遊パスなどを活用するといいと思います。
――多方面にアンテナを張って、役立つ情報をキャッチするのが大事なんですね。
竹川さん:以前、国が全国旅行支援を実施していましたが、一部の都道府県では2024年1月以降も独自の旅行支援を展開しているところがあります。いろいろな情報を調べて夏の旅行に役立て、そして家族みんなで楽しく夏のスキー場へとぜひ出かけてみてください。
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