長野県白馬村は3,000m級の山々がそびえ、見る人の心を掴んで離さない日本離れした山岳景観だ。冬のスキー客はもちろん、通年で人々を惹きつけている。そんな白馬村にここ数年、様々なタイプの宿が登場。定番の宿泊地とともに、マウンテンリゾートでゆるりと過ごせるとっておきの場所を紹介しよう。
■山の郷ホテル 白馬ひふみ -八方尾根の旅館街にある和風モダンな老舗宿-
住所:白馬村八方4998
部屋数:10室
料金:露天風呂付スイート 1泊朝食付き2万2400円〜(2名利用時1名)
※プラン、時期により変動あり
公式HP:hakubahifumi.jp
●温泉、料理、客室、時間を忘れられる空間
八方尾根の旅館街の一角に佇む「山の郷ホテル 白馬ひふみ」。和風モダンな宿は信州の食材にこだわった和菜料理が人気だ。
地産地消をモットーに信州ブランド食材を味わえるよう近隣の小谷村や小川村の顔の見える生産者から直接食材を卸してもらい、旬の素材を手作りで調理する。信州産アルプス牛や日本海から直送した魚介類が味わえるが、白馬産こしひかりと信州みその味噌汁が宿の自慢だ。
客室は全10室。それぞれ広々として快適な空間だ。とくに全7室と半分以上の部屋を占める露天風呂付き客室は、白馬八方温泉をプライベート空間で楽しめる。そのなかでも、露天風呂付きスイートは、リビングとベッドルームに加えて檜の露天風呂という立派な造り。最大6名で泊まってもゆとりのある開放的な広さは、リゾートでのひとときをゆっくり楽しめる。ここをベースに八方尾根をはじめ、白馬の山を満喫したい。
●近くのアクティビティ【白馬八方尾根スキー場】
車で4分の八方尾根スキー場。標高差1,000mを超えるコースは国内屈指。最長滑走距離8,000mのロングクルージングも楽しめる。八方尾根のスキースクールに所属する丸山貴雄はこのひふみが実家。デモンストレーターとして活躍し、スキー技術選でも好成績を残している。