スキー場がいくつも集まる白馬エリアの中でも「白馬岩岳スノーフィールド」は、展望テラスやアクティビティなど滑走以外のコンテンツが充実している。そのリゾートの冬の注目コンテンツが多種多様な冬の遊びを体験できる「IWATAKE WHITE PARK(イワタケ ホワイト パーク)」だ。このエリアには“映え”を意識したコンテンツが充実。山頂に広がるこのエリアはどんなところなのか、今季の新スポットとともにいち早く紹介していきたい。
■各ゾーンで多種多様な楽しみ方ができる「IWATAKE WHITE PARK」
標高1,289mのゴンドラ山頂から東西南北に13本のコースが広がり、変化に富んだ滑りを楽しめる白馬岩岳スノーフィールド。白馬が誇る極上パウダーを味わえるとあって、冬季はたくさんのスキーヤー・スノーボーダーが集まるが、北アルプスが目の前に迫る展望テラス「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR(白馬マウンテンハーバー)」や、その景色に飛び出すようなブランコの遊具「ヤッホー! スウィング presented by にゃんこ大戦争」など、観光目当てに訪れる人も増えている。
山頂エリアはこれまでも展望テラスやブランコなどのビューポイントがあり、昨季は氷の滑り台「Yoo-Hoo! Ice Slider(ヤッホーアイススライダー)」が誕生し、山頂エリアの充実度は年々アップしている。さらに、映えを意識した「リラックス&フォトジェニック・エリア」もある。
ほかにも山頂エリアにはキッズ&初心者ゲレンデやペットと過ごせるドッグランなどが点在し、冬はこれらのレジャー施設をまるごと「IWATAKE WHITE PARK(イワタケ ホワイト パーク)」というスノーアウトドアエリアとしてオープンしている。
■あちこちで写真が撮りたくなる「リラックス&フォトジェニック・ゾーン」
観光目的で訪れる人が、より気軽に冬の白馬を体験できるように整備されたのが「IWATAKE WHITE PARK」。この中で映えを意識したのが「リラックス&フォトジェニック・ゾーン」だ。既存の展望テラスや「ヤッホー! スウィング presented by にゃんこ大戦争」もこのゾーンに含まれ、これに加えて、直径2mほどのかまくらやハート型の氷のテーブルが用意された「かまくら&アイステーブル」や、人型にくり抜いた雪壁にはまると人間と壁が一体化したように見える「スノーウォール」、雪の上に大の字で寝ころんで作る「スノーエンジェル」など、写真を撮りたくなるスポットが続々と誕生。
ほかにも、白馬の地名にちなんだ白い馬や森の動物の雪像が登場したり、焚き火でスモアを作る体験(有料)を提供したり、フォトスポットを楽しみながらのんびり休憩もできる。
■冬ならではの遊びが楽しい「プレイ・ゾーン」
「IWATAKE WHITE PARK」内にある「プレイ・ゾーン」は、その名の通りさまざまな遊びを体験できるゾーン。これまで山麓エリアにしかなかった「キッズ&初心者ゲレンデ」が山頂エリアにも設置され、独立したエリアでソリ遊びやスキー・スノーボードレッスンが楽しめるようになった。ソリやチュービング、スノーストライダーのほか、山麓ではスノーブーツなどの貸し出しもあり、手ぶらでも気軽に利用できる。
昨シーズンに誕生した「Yoo-Hoo! Ice Slider」は、今季は北アルプスが背景に写り込む新たな場所でオープン。長さ約15mの氷のコースをソリで滑るのは、雪上とはまた違った感覚。無料で利用できる冬季限定のアクティビティにぜひトライしたい。
また、スタッフが運転するバギーに乗って雪上を移動し、山頂エリアの絶景スポットへと向かう「バギークルーズ」も見逃せないアクティビティだ。山頂に広がる「ねずこの森」も「プレイ・ゾーン」に含まれる遊び。スノーシューエリアとして森を開放し、ふかふかの雪を歩いて散策できる。山麓エリアでスノーシューのレンタルもあり(有料)、事前予約制でガイドと一緒に歩くツアーの企画もある。
■ペットと一緒に雪山を楽しめる「ペット・ゾーン」
白馬岩岳スノーフィールドのゴンドラは愛犬も同乗が可能。そして、ペットと一緒に過ごすのにぴったりなのが「ペット・ゾーン」だ。シーズン中は、白馬が誇る良質なパウダースノーを愛犬とともに体感できる雪上ドッグランを常設。雪上を散策できるコースや、チュービングに一緒に乗って遊べるエリアもあり、まさに“ペットと一緒に遊ぶ”体験ができる。
また、ゴンドラ降り場の目の間にある山頂カフェレストラン「スカイアーク」には屋内に休憩スペースを完備。ペット向けのアイテムの販売や、ペットと一緒に遊べるイベントなども計画中だ。