アウトドアブランドのみならず、家具やインテリア、さまざまな雑貨などで人気の北欧ブランド。長く厳しい冬を楽しむ独特のデザインや色使い、そして過酷な自然環境で培われた高品質な信頼性といったところは、アウトドアの分野でも絶対的な信頼を獲得している。
そんな人気の北欧アウトドアブランドが一気に揃うショップが全国に7店舗展開している「フルマークス ストア」。アウトドア、特にこれからの季節はスキー、スノーボードにフォーカスしたアイテムが充実する。さまざまな遊びに精通したスタッフが揃う「フルマークス ストア」で、この冬、スキーやスノーボードで大活躍してくれそうなアイテムをピックアップ。
■ゲレンデからバックカントリーまで、高品質ウェアは絶対の信頼 【NORRØNA(ノローナ)】
ノルウェーブランドの「NORRØNA(ノローナ)」。創業は1929年という100年近い歴史をもつ北欧の老舗アウトドアブランド。モデル名にはそれぞれ、ノルウェーの地名が冠され、スキー、スノーボードだけでなく本格的なアルパインウェアからトレッキング、トレイルランニング、MTBなど多種多様なアウトドアアパレルがラインナップ。
独特のカラーリングやシンプルながらも独創的なデザインは北欧ブランドらしさを十分に感じることができるが、品質の高さ、耐久性といったところは特筆すべきポイント。多くのバックカントリーガイドやライダーが使用しているところからその信頼度は実証済といったところ。
●アルパイン? フリーライド? ゲレンデもバックカントリーもコレで満足「tamok Gore-Tex Jacket/Pants」&「lofoten Gore-Tex Jacket/Pants」
パウダーライディングにフォーカスした「Tamok(タモック)」シリーズ。フラッグシップモデルと同じテイストながら、着丈は少し短めの設計となっているのが「tamok Gore-Tex Jacket/Pants」。欧米人と比べて小柄な日本人には、最適なサイズ感がうれしいポイント。ゴアテックス素材が使用されているため、防水、透湿性は担保されており、その安心感は、いつもよりアクティブなライディングへと導いてくれそうだ。裏地には独自のメッシュ素材が使用され、ゴアテックス特有の硬さも気にならない柔らかな着ごこちの良さと保温性も実現している。
「Lofoten(ロフォテン)」シリーズのフラッグシップは“超”とも言えるハイスペックモデルで価格も相応のハイプライス。そのLofotenシリーズの中でスキー、スノーボードにおすすめしたいのが「lofoten Gore-Tex Jacket/Pants」。アルパインテイストのLofotenながら少しゆったりと着られるフィット。そして裏地もノローナとゴア社が共同開発した素材が使用され、若干、保温性のある起毛した素材が使用されている。リラックスフィットとの相乗効果で、さらに柔らかな着ごこちを感じられる。
「tamok Gore-Tex Jacket」
価格:81,400円(税込)
サイズ:S,M,L,XL(Men's) XS,S,M,L(Women's)
カラー;それぞれ全3色(Men's、Women's)
「tamok Gore-Tex Pants」
価格:72,600円(税込)
サイズ:S,M,L,XL(Men's) XS,S,M,L(Women's)
カラー;それぞれ全3色(Men's、Women's)
「lofoten Gore-Tex Jacket」
価格:85,800円(税込)
サイズ:S,M,L,XL,XXL(Men's) XS,S,M,L,XL(Women's)
カラー:Men's-全5色 Women's-全4色
「lofoten Gore-Tex Pants」
価格:79,200円(税込)
サイズ:S,M,L,XL,XXL(Men's) XS,S,M,L,XL(Women's)
カラー:それぞれ全4色(Men's、Women's)
■いちど袖を通せばリピート確実! 柔らかな着心地は唯一無二の存在感【HOUDINI(フーディニ)】
フリース素材開発のパイオニア、スウェーデンブランドの「HOUDINI(フーディニ)」。“機能美”という言葉がよく似合うライナップの数々は、シンプル過ぎるほどに余計なものはすべて削ぎ落されている印象。
一見ソリッドな印象を受けるが、袖を通してみるとその印象とは真逆に柔らかな着心地、肌ざわりに包まれる。現在では、アウター、またカジュアルなシーンでのシャツなど幅広くラインナップされているが、やはりブランドの魂、本質的な部分はフリース素材から感じることができるはず。
●アウトドア・フリースの決定版「Power Houdi」&「Power Up Jacket」
発売からすでに20年が経過した後にも、フーディニというブランドを代表するフリースプロダクトの「Power Houdi」。これまで大きなモデルチェンジもなく、2023年まで続いてきたということは、アウトドアで使用するフリースとして20年前にすでに完成されていたということになる。
ここまで支持されてきた最大の理由は、やはりその肌ざわり、柔らかな着心地ではないだろうか。保温性、ストレッチ性にも優れ、リピーターも数多い。カラーバリエーションも豊富なので、スノーシーンだけでなく、いつでもどこでも着ていたい1着といって過言ではない。
その「Power Houdi」と同じ素材を使用したジャケットタイプが「Power Up Jacket」。ややタイトフィットの「Power Houdi」よりもリラックスフィットの設計となっており、フードもないため、ベースレイヤー、アウターシェルとのレイヤリングのしやすい仕様となっている。フーディかジャケットかはどちらかが優れているというわけではなく、それぞれの好みで選んで間違いはない。20年を経過し、さらに汎用性が広がったフリースはやはり手離せない存在。
「M’s Power Houdi」
価格:33,000円(税込)
サイズ:XS,S,M,L,XL,XXL
カラー:全8色
「M’s Power Up Jacket」
価格:31,900円(税込)
サイズ:XS,S,M,L,XL,XXL
カラー:全4色
「W’s Power Houdi」
価格:33,000円(税込)
サイズ:XXS,XS,S,M,L,XL
カラー:全8色
「W’s Power Up Jacket」
価格:31,900円(税込)
サイズ:XXS,XS,S,M,L,XL
カラー:全4色
■世界トップのアスリートが信頼する安全性能【POC(ポック)】
2005年にスウェーデンで設立されたヘルメット、ゴーグル、プロテクターブランド「POC」。オリンピックやワールドカップ、また、ウィンタースポーツだけでなく、自転車のレースではツール・ド・フランスといった世界最高峰で戦うトップアスリートも多数、POCの製品を使用。誕生から20年も経たない新興ブランドであるが、すでにトップブランドとしての地位を確立している。
ひと目見ただけでもPOCと分かるシンプルながらも独特のデザインと、独自の安全技術やテクノロジーはアスリートだけでなく、一般ユーザーにも広く支持され、スキー、スノーボードを問わず愛用者が多い。
●軽量で薄型ヘルメットはスノーシーンだけでなくマルチに大活躍「Calyx(カリックス)」
今シーズンのPOCヘルメットのニューモデルで注目したいのが「Calyx(カリックス)」。ヘルメットといえば、スノー、サイクル、山などそれぞれに特化したものが一般的だが、「Calyx」は異なる3つの安全基準をクリアし、軽量で薄型のヘルメットは、これひとつであらゆるアウトドアシーンに対応可能。
イヤーパッドはヘルメット内に折りたたむこともでき、簡単に取り外すことも可能。例えば、バックカントリーのシーンでは周囲の音をしっかりと聞き取れると安全面にも寄与している。
「Calyx」
価格:33,000円(税込)
サイズ:XS/S(51-54cm)M/L(55-58cm)XL/XXL(59-62cm)
カラー:全3色
●平面? 球面?どちらもいいトコどり! レンズ交換もクイック「Vitrea(ヴィトレア)」
一見、シンプルなワイドレンズのゴーグルと思わせる「Vitrea」。それでもやはり、POCらしい画期的なテクノロジーに溢れている。
平面レンズに近く、角度の浅い設計の球面レンズを採用し、ビッグフレーム、そしてPOCが独自開発したハイコントラストレンズ「Clarity」との相乗効果によって、ゆがみのない高次元でのワイドでクリアな視界を提供してくれるという。
また、レンズ脇に付いている取っ手部分をめくるように引っ張ることで、ゴーグルを装着した状態でも簡単にレンズ交換ができるシステムとなっている。さまざまな天候下にも対応するように付属レンズもセットとなっているため、バックカントリーのようなシーンでは心強い存在となってくれることだろう。
「Vitrea」
価格:30,800円
カラー:全6色(それぞれのモデルに曇天に対応した交換用のノーミラーレンズが1枚付属))