■白馬限定メニューもある「Soup Stock Tokyo」でランチ
滑って遊んでを楽しんだあとは、山頂エリアの「スカイアーク」でランチ休憩。お目当てはこの冬から出店のスープ専門店「Soup Stock Tokyo(スープストックトーキョー)」だ。長野県内で初出店となるこの店では、白馬店限定のオリジナルメニュー「東京ボルシチ」も用意している。今回はこの限定メニューと、「Soup Stock Tokyo」で一番人気だという「オマール海老のビスク」のスープ、そして定番の「東京チキンカレー」を注文した。
「東京ボルシチ」はやわらかく煮込まれた牛肉に信州産のきのこが入り、モッツァレラチーズが添えられている。「オマール海老のビスク」はクリーミーかつ濃厚でオマール海老の風味が効いてこれまたおいしい。スパイスの効いたカレーはルーがサラサラとした本格インドカレー。ゲレ食でこんなおしゃれなランチを味わえるなんて何とも贅沢だ。
■ティータイムは「THE CITY BAKERY」へ
食後にもうひと滑りしたら、休憩タイムをとって「THE CITY BAKERY」に向かう。展望テラスに併設されているこのベーカリーはカフェメニューが豊富。ブレンドコーヒーや紅茶、ホットチョコレートのほか期間限定のラテなどもあり、ドリンクとともにテラスからの眺望も楽しめるのだ。
また、人気のクロワッサンサンドには、白馬豚を使った限定メニューもある。パリパリのクロワッサンには岩塩もまぶされており、その塩気がアクセントになっておいしさを高めてくれる。スコーンやクッキーなど気になるサイドメニューも多く、ティータイムにぴったりの場所だ。
■結論! 岩岳は滑っても滑らなくても楽しい!
その後も滑走を楽しみ、下山コースでゴンドラ山麓まで続くロングコースを滑り降りて帰路につく。いつもは滑走がメインであるが、白馬岩岳スノーフィールドにいると景色はすばらしいし、遊びも楽しいし、食べ物もおいしいし、あちこちで長居したくなる。滑りだけではなく観光も優先したくなる環境なのだ。実際、滑らずに観光目的で雪山を楽しむ人を多く見かけた。これだけ観光コンテンツが充実していればそれも納得だ。
年末年始のコースはやや積雪が少なめだったが、その後の降雪によりゲレンデのコンディションはどんどん整ってきている模様。ハイシーズンになったら、サラサラのパウダーも楽しめるようになり滑走の楽しさもますますアップしていきそうだ。