■上級者でも初心者でも等しく享受できるその恩恵

プロでもレジャーでもハイコントラストレンズの重要性は変わらない(Miku Kuriyama:SAI令和6承認第00135号)

 なんとなく、これって天気のいい日だけじゃない?  と思われるかもしれないが、曇っていたり、雪が降っている時のような視界が悪い時にこそ、その恩恵をより感じることができるのではないでしょうか。もちろん、天気のいい日でも雪に反射するギラつきも抑え、真っ白な斜面の中にあるちょっとした凹凸でもはっきりと認識できます。 

 視界が鮮やかにはっきりと見えるということは、上級者にとってはもっと大胆なライン取りを可能とし、初心者にとっては不安要素が少なくなり、ゴーグルが上達への手助けとなるかもしれません。

はっきりと斜面を捉えることで大胆な滑りも可能にする

 スピードを出し、雪の積もった斜面を滑り降りるというスノースポーツにおいて、どっちに進む、ターンをする、スピードを緩めるなど、まずは目でその状況を捉えることになります。

 だからこそ、的確にその状況は認識したいですね。意識しなくても、ぼやけた視界を認識しようとすることでストレスとなり、疲労にもつながります。パフォーマンスでの面に加え、こういった安全面でもハイコントラストレンズの恩恵は大きいものとなるでしょう。

 

 どのブランド、どのモデルが見えやすいか、平面レンズがいいか、球面レンズがいいか等々。まだまだ気になるところはあるけれど、顔の形、見え方は千差万別。それぞれに見やすいと感じたゴーグルがいいゴーグルとなるでしょう。まずはお近くのショップに足を運んで、いろいろと試してみることをおすすめします。ハイコントラストレンズのゴーグルを着ければ、毎年行っているスキー場の景色も変わって見えることでしょう。

 

取材協力:ロータスインターナショナル