暑い日が続くようになり、本格的な夏が近づいてきた。夏のレジャーとして人気は高く、キャンプを予定している人も多いだろう。楽しい夏のキャンプだが、準備と対策次第では天国にも地獄にもなりえる。
ここでは筆者が経験した夏キャンプの出来事をもとに、夏キャンプの天国と地獄エピソード、そしてその対策などを紹介していこう。
■夏キャンプの楽しい天国な一面
⚫︎暑い中での水遊びが最高
夏キャンプの一番の大変さはなんといっても暑さだが、この暑さとうまく付き合えれば存分に楽しむことができる。湖畔や川辺、海沿いのキャンプ場で水遊びを楽しめるのが夏キャンプの魅力のひとつだろう。暑い中、冷たい水に浸かって存分に遊ぶ時間は夏キャンプならではだ。
キャンプで水遊びをする際は、遊泳可能な場所であるかどうかなどを確認し、思い思いに水鉄砲などを持って行って楽しもう。また、川のせせらぎや波の音を聞いていると気分も涼しくなってくる。夏キャンプは川や湖、海の近くにサイトがあるところを探そう。
⚫︎水上アクテビティが楽しめる
カヌーやSUPなども思い切り楽しめる夏キャンプ。漕いで水上散歩を楽しみ、暑くなったら冷たい水をパシャパシャ体に掛けて涼をとる。とはいえ、川や海の水は夏でも冷たいので、風に当たると予想以上に冷えたり、心臓に負担がかかることがあるのでしっかり気をつけることが大切だ。水の事故を防ぐために流れの速い場所や深い場所にも近づかないようにしよう。
⚫︎暑い中で飲むビールは最高!
夏キャンプの醍醐味は、キンキンに冷えた飲み物を飲むこと。暑い中設営してご褒美に飲むビールは格別だ。夏はビールが一番美味しく飲める季節なので、この瞬間を楽しみにキャンプに行くほど。
設営後、リラックスして風を感じ景色を眺めながら飲むご褒美ビールは最高なので、ぜひ夏キャンプではお気に入りの銘柄で乾杯してほしい。ビールを飲んだ後は水分もしっかり摂って脱水症状や熱中症にならないように注意しておこう。
⚫︎高所で避暑キャンプを満喫
標高の高い場所で避暑を楽しむのが、夏キャンプの一番の「天国」な面だろう。街中のうだる暑さに煩わされることなく、過ごしやすい気候の中、のんびり自然を感じながら思い思いにキャンプを楽しむ。
暑いと何もやる気がなくなるが、避暑キャンプでは散歩したり、いつもと違う手の込んだ料理ができたりなど、自分の好みのスタイルで過ごすことができるのだ。夏キャンプに行く場合はぜひ避暑ができるキャンプ場を探してみてほしい。