氷の保存方法は夏キャンプの悩みの一つ。氷はコンビニやスーパーで簡単に手に入るが、クーラーボックスで食材や飲み物と一緒に袋ごと保管する方が一般的。

 しかし、さまざまな食材が入っているクーラーボックスの開閉頻度は高く、夏場の暑さでは翌日の朝にはほとんどの氷が溶けてしまい、翌日に冷えた飲み物を飲みたくても飲めないことに。

 今回は、飲料を入れるためのジャグ。つまり、水筒を氷保存用として使用する方法を紹介したい。

■ジャグの活用方法

口が大きく、氷の出し入れが簡単(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 ジャグは本来、飲料を入れるためのギア。サイズも1ガロン(約3.8L)やハーフガロン(約1.9L)といった容量で販売されているものが多い。

■ジャグの魅力1:朝まで氷が溶けにくい

朝まで氷が残ると、翌朝アイスコーヒーも楽しめる(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 保冷・保温に長けているジャグであれば、朝まで氷が溶けにくい。夏キャンプの天敵である暑さを和らげるため、朝に冷たい飲み物を飲めるのはうれしい。

■ジャグの魅力2:取り出しやすく近場に置ける

ジャグがあれば、クーラーボックスまで行かなくても氷を補充できる(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 氷の補充のたびにクーラーボックスまで行くのは結構な手間。まして夜だと足元が見えにくく、危険も伴う。

 持ち運びしやすいジャグで保存すると、常に取り出しやすい位置に置けるため、ストレスがなく快適だ。

■ジャグの魅力3:クーラーボックスの開閉を減らせる

 氷をジャグで保存することで、クーラーボックスの開閉頻度を減らせる。

 夏場は食材が傷みやすいため、保存方法には注意が必要だ。特に翌日の朝食で使用する食材は長時間保存するため、開閉を極力控えるのがポイント。

 クーラーボックス内の温度上昇を抑え、食中毒などのトラブルを起こさないようキャンプを楽しもう。