■夜間登山は危険がいっぱい! 早朝出発が大事
登山初心者だった頃コースタイムと実際の自分のペースを把握できていなく、予想以上に登りと休憩に時間がかかってしまい、下山時の頃には辺りは薄暗くなってしまい、夜間の山を下山した痛い体験がある。
夏場の19時頃、外はまだ夕暮れ時で少し明るかったが、木々が生い茂る森の中は膜で覆われているかのように薄暗く、足元がやっと見える状態だった。幸い、予備のライトを持っていたので足元を照らしながらゆっくりと下山をした。
真っ暗な中、熊や動物が出てきたらどうしよう、と怖い思いをしながらやっとの思いで下山できた。今後は暗くなる前に必ず下山し、暗い状態で山を歩かないと誓った!
もちろん、この失敗は登山計画がしっかりできていなかったのが原因だ。登山に慣れていない頃はコースタイムの倍ぐらいの時間を見積もって計画するよう心がけよう。どんなに歩行時間の短い山でもなるべく早朝に出発し、トラブルなどがあっても時間に余裕が持てるように計画するのが大事だ。
■まとめ
登山は普段の生活と全く違う運動量で体力を消費するうえ、さまざまな知識も必要となる。
今回は筆者が登山初心者だった頃の失敗談を紹介したが、どれも無知で未経験だったために起きたものばかりだ。大きなトラブルにこそはならなかったが、今考えると無知すぎる自分の行動に、ゾッとさせられる。
山の中では「知らなかった」では済まされないこともあるので、登山を開始する前にしっかりと下調べ、計画、準備をすることで多くのトラブルを防ぐことが可能だ。
これから登山をはじめる人も同じ失敗を起こさないために、これらの反省点を参考に、安全な登山を楽しんでほしい。