■妙高の絶景を望み、熱々の釜めしに舌鼓
列車は直江津で日本海ひすいラインから妙高はねうまラインへと入り、美味しい食事と美しい車窓を楽しみながら、二本木に到着する。ここは新潟県では最後となったスイッチバック駅。引き上げ線のスノーシェッド(雪囲い)とともに、大きな窓からスイッチバックの様子を楽しむ。
二本木駅 15:29着 15:40発
二本木駅には11分間停車するので、明治43年築の建物で登録有形文化財に登録されている二本木駅の駅舎を見学することができる。駅舎だけでなく、ホームの屋根、倉庫、雪囲いなどの7つの施設が構内丸ごと文化財登録されている。
妙高高原駅 16:00着 16:15発
二本木を出た列車は、妙高の山並みを眺めながら進み、しなの鉄道北しなの線と接続する妙高高原駅に到着する。ここは苗名滝や笹ヶ峰高原をはじめとする妙高戸隠連山国立公園の玄関口として、四季を通じて多くの観光客が訪れる。最近では、百名山を目指す登山愛好会やスキー場を訪れる外国人観光客の数が激増し、海外からも注目されている。
列車はここで15分間停車し折り返す。
発車後、デザートとコーヒー、紅茶がサービスされる。デザートは「法王のティラミス」。2019年にローマ教皇が来日された際に出されたティラミスを、新潟県産の食材で雪月花特別バージョンにしたてたものだ。
デザートを味わうと程なく、上越妙高に到着する。北陸新幹線との接続駅であり、観光客の多くが利用するターミナル駅だ。
「えちごトキめき鉄道」公式ホームページ https://www.echigo-tokimeki.co.jp/