■「えちごトキめきリゾート雪月花」

●糸魚川 13:59発 

 車体は日本の原風景に調和する「銀朱色」という艶やかな赤い車体が美しい「雪月花」は、2016年の春に新潟の鉄道車両工場で誕生した。正式名称は「えちごトキめきリゾート雪月花」といい、「all made in NIIGATA」を合言葉に製造され、車両もドリンクも食事も、そして乗務員もオール・メイド・イン・ニイガタ。調度品の一つ一つに至るまで新潟が世界に誇る技術を採用し、デザイナーの意匠が随所に散りばめられており、2017年には、鉄道車両の新人賞「ローレル賞」を受賞した。

2号車のハイデッキ・コンパートメントは目の前が運転席となっている
車内の様子

●筒石 14:18着 14:27発 

 糸魚川を出発した列車は、途中の筒石に9分間停車する。ここは全国でも珍しいトンネル駅となっており、この下りホームから改札までは290段(176メートル)の階段を上らなければならない。全国にこのようなトンネル駅は、野岩鉄道の湯西川温泉駅(栃木県)、上越線の湯桧曽駅と土合駅(共に群馬県)、北越急行の美佐島駅(新潟県)、そしてここ、えちごトキめき鉄道の筒石駅(新潟県)の5駅だけ。なぜか東日本のみだ。

筒石駅で停車中の「雪月花」

 車内では、ウェルカムドリンクとして新潟のワイナリー「フェルミエ」のスパークリングワインが出された後、上越市の「百年料亭 宇嬉世」さんによる「百年料亭、熱々釜めしコース」が提供される。釜めしは、途中の直江津駅で積み込まれ、熱々の状態で提供される。

直江津駅では「百年料亭 宇嬉世」さんの釜めしが積み込まれる
「百年料亭、熱々釜めしコース」
釜めし