AKB48の岩立沙穂が美味しい駅弁を求めて旅をする「さっほーの日本全国駅弁の旅」。今回のお目当ては1日に3個しか作れないという幻の駅弁だ。お弁当を作っているのは「峠の釜めし」で有名な「荻野屋(おぎのや)」である。
■軽井沢の駅弁「峠の鶏もも弁当」
弁当箱の中で一際存在感を放つ「若鶏の骨付きもも揚げ」が、なんとも豪快でワイルド。和風なお弁当の中でひと際異彩を放ちますが、これもまた一興。鳥もも肉のやわらかさと旨みを存分に堪能でき、そのボリュームで満腹感に包まれる。育ち盛りのお子さんや若者だって満足のはず。有名な横川の「峠の釜めし」といい、荻野屋さんは鶏を使った駅弁づくりにこだわりが感じられ、まさに鶏駅弁のマエストロといっても過言ではないだろう。
当連載のアドバイザーでもある鉄道フォトジャーナリストの櫻井寛さんの著書『にっぽん全国100駅弁』(双葉社)でも以下のように紹介している。
信越本線横川駅の駅弁だったが、信越本線の横川〜軽井沢間が廃止された現在では軽井沢駅のみで販売。昔ながらの経木の弁当箱の半分は俵形ご飯。一方には、若鶏の骨付きもも肉を中心に鶏モツとコンニャクの煮物、煮昆布、生野菜、漬物、栗きんとんなど盛りだくさん。調味料にマヨネーズと食塩付き。「峠の釜めし」と比較しても、味、ボリュームとも優とも劣らない逸品駅弁。
『にっぽん全国100駅弁』(櫻井寛)より
[弁当名]「峠の鶏もも弁当」[Toge no Torimomo Bento]
[会社名] 荻野屋 [Oginoya]
[駅 名] 軽井沢 [Station: KARUIZAWA]
[路線名] しなの鉄道、北陸新幹線 (JR東日本)[SHINANO RAILWAY、HOKURIKUSHINKANSEN-Line, JR-EAST)]
さらに女性に大人気だというヘルシーな「玄米弁当」もゲット! いずれも軽井沢駅のレトロモダンな待合室で実食し、2個とも完食した。
[弁当名]「玄米弁当」[Genmai Bento]
[会社名] 荻野屋 [Oginoya]
[駅 名] 軽井沢 [Station: KARUIZAWA]
[路線名] しなの鉄道、北陸新幹線 (JR東日本)[SHINANO RAILWAY、HOKURIKUSHINKANSEN-Line, JR-EAST)]