■「ストックリー」スイスの高級ハンドメイドスキーはやはりハイクオリティな一品
●試乗モデル「MONTERO AS」(172cm)
サイズ展開:160、166、172、178cm
サイドカット(R):127-76-107mm R:14.8m(172cm)
価格:¥245,300(税込)
2022シーズンから登場したオールマウンテンシリーズ「MONTERO」の中に来シーズン、新たに加わる「MONTERO AS」。オールマウテンモデルながらも、雪質にとらわれることなくフルカービングでゲレンデを疾走するには最適のモデル。軽快ながらも、その上質な乗り心地は唯一無二の存在感。
BM-う~ん上質。もっと重厚感あふれるヨーロッパの高級車って感じを予想していたけど、軽やかと言った方がいいかもね。自分が行きたいところにスキーがスッと入っていってくれるね。上手い人が乗ったら、もっとこのスキーのいい所が出せるはず。はぁ~上手くなりたいねぇ。
■軽快で操作性も抜群「フォルクル」のオールラウンドモデル
●試乗モデル「RACETIGER SC BLACK」(165cm)
サイズ展開:148、153、158、165、172cm
サイドカット(R):123-68-102mm R:13.1m(165cm)
価格:¥154,000(税込)
「フォルクル」が日本の技術志向のスキーヤーのためにラインナップしている「RACETIGER」シリーズ。その中でも幅広いレベルのスキーヤーに選ばれるのが「RACETIGER SC」。ニューモデルはトップモデルと同様にスキーのトップ部分にカーボンファイバーを配置。ターンに入る際のスムーズさと、ターン中の安定感がこれまで以上に向上。軽量ながらも安定感もあり、スキーのコントロールに優れたモデルとなっている。
BM-ゲレンデを滑るんだったら、やっぱりデモ系のスキーはいいよねぇ。まず履いてみて、軽いなって感じたね。天気も悪くて、斜面も荒れてきたけど、バタついたりすることないし、ちゃんとグリップして安定してる。これを履いていれば間違いはない。こういう安心感がいちばんだね。
■あえて選ぼう! 独断と偏見による個人的お気に入りナンバーワン
ブランド数も多く、時間も限られた中での試乗のため、乗りきれなかったモデルも数多い。そのような中でも今回、試乗した中で編集長が独断と偏見で選んだナンバーワンスキーはSALOMONの「ADDIKT PRO + Z12 GW」。
その理由はゲレンデ内の様々なシチュエーションでも扱いやすく、シンプルにいちばんターンがしやすいと感じたから。気持ちよすぎていつもよりスピードを出してしまったが、しっかりとスキーを操作することができたという。
スキーがもう一段レベルアップした滑りへと引き上げてくれる。それがスキーをもっと楽しいものへと変えてくれる。こういったところを強く感じたモデルがSALOMONの「ADDIKT PRO + Z12 GW」であった。
今回の試乗企画はあくまで個人の主観(独断と偏見)です。これからは毎週末のように、各地のスキー場でニューモデル試乗会が行われます。皆様のレベルや体格、志向や好みにマッチした“相棒”を探してみてください。ギア選びもスキーの楽しみのひとつですよね。
◆撮影協力
日本スキー産業振興協会 https://ski-jsp.jp/
菅平高原スノーリゾート https://sugadaira-snowresort.com/