■徳川家康が豊臣方を抑えるために築城した篠山城の跡

 NHK大河ドラマ「どうする家康」の主人公、徳川家康が、豊臣方の西の大名たちを抑えるために築城したのが「篠山城」。現在は石垣が残るのみだが、「篠山城跡」は国史跡に指定されている重要文化財だ。また戦国時代を生き抜き、最後に勝ち残った徳川家康ゆかりの城となれば、勝負事には縁起が良いこと間違いない。

篠山城跡南西角(撮影:野口宣存)
筆者お気に入りの篠山城三の丸南広場(撮影:野口宣存)

 なお、篠山城跡は無料で拝観できるが、1ヵ所だけ有料の場所がある。それは甲冑や城の模型などが展示されている歴史博物館、「篠山城大書院」だ。

奥に見えるのが篠山城三の丸西駐車場(撮影:野口宣存)

 篠山城跡は観光地でありながら、静かな公園でもある。広い駐車場もあり、ゆっくり過ごせる場所だ。特に、ほとんど人が来ない三の丸南広場は、筆者お気に入りのまったりスポットである。