「夜が幻想的すぎる」人口約400名の沖縄の離島。暗闇の中にフットライトが点灯し、ぼんやりと浮かび上がる白砂の道を島猫が歩く【琉球島猫百景 vol.05　渡名喜島〈2〉「島の暮らしと島の猫」】

■幻想的な夜の渡名喜島の猫

風が通り抜ける塀の上で、島を見守るシーサーのように子猫が鎮座していた

■【地図】沖縄でいちばん遠い島とも呼ばれる「渡名喜島」の位置

　渡名喜島は『沖縄で一番遠い島』と呼ばれる。
　島への交通手段は、那覇から1日1本のフェリーのみ。那覇の泊港から約2時間だが、波が3mを越すと島に接近できず、船はそのまま久米島へと通り過ぎてしまう。ちなみに地理的には最も遠い与那国島には空港があり、飛行機で行くこともできるので、こう呼ばれているのかもしれない。