■3.暖のとり方
最後に、自らの暖のとり方を説明しておこう。
●焚き火
冬のキャンプは焚き火が一番暖かい。真冬の厳しい寒さに感じる暖かい炎は格別だ。
とくに「反射熱」を利用することで、より深く暖まることができる。効率よく反射熱を得るために、リフレクターを使おう。リフレクターがあれば、反射熱を得ることができるので効率的に暖かくなる。また、風が強いときも火の暴れを防ぐことができるので、焚き火の安全対策にもなる。焚き火の赤外線をダイレクトに感じよう。
●ストーブを使う
ストーブで暖をとることも快適なキャンプの手段のひとつだ。石油ストーブやCB・OD缶ストーブ、またバーナーに載せるヒーターアタッチメントタイプなど、近年いろいろなストーブが登場している。しかし、気をつけなければならないこともある。それは「一酸化炭素中毒」だ。テント内で使いたくなるところだが、一酸化炭素中毒には注意し定期的な換気や一酸化炭素チェッカーは必ず配置しておこう。
●温かい物を食べる
冬のキャンプは体の中から暖まる必要がある。いうまでもないが、そんな時は温かい飲み物やご飯を食べよう。鍋や豚汁、ラーメン・うどん、温かいお茶や白湯。寒い中で食べる温かいものは格別に美味しい。準備が面倒な方は、お湯を沸かせば全てがまかなうカップ系のものを用意をしておけばOK。冬ならではの味わいを感じてみてはどうだろうか。