本格的な冬に差し掛かり、普段の生活はもちろん、アウトドアシーンでも防寒対策が肝だ。そこで参考にしたいのが、警視庁警備部災害対策課の公式Twitterアカウントが発信している「災害時の防寒対策」。どれも気軽に取り入れられるので、覚えておいて損はない。
■「密封ポリ袋」で使い捨てカイロの寿命が延びる
手のひらサイズで暖がとれる使い捨てカイロ。冬場に欠かせないアイテムだが、使用最中でもアクティビティで体が温まった時や焚火の最中など、「今は必要ないかも……」と感じる場面も少なくない。
そんな時は「密封ポリ袋」に使い捨てカイロを入れておこう。しっかりとジッパーを閉じて封をすれば、一時的に発熱が止まり、使い捨てカイロの寿命が延びる。
実際に筆者も開封済みのカイロで試してみたところ、密封ポリ袋に入れると3分としないうちに発熱がおさまった。これは、酸素を制限し、カイロの中の鉄との化学反応を止めたことが要因。そのまま3時間ほど放置して再び取り出すと、みるみるまた発熱しはじめ、最終的には通常の使用時間より長く使用できた。
参考URL:https://twitter.com/MPD_bousai/status/1220115273899892736
■「風門(ふうもん)」にカイロを貼ると効果的に体を温められる
次は貼るタイプのカイロに関するテクニック。カイロの貼る場所と言えば「お腹派」や「腰派」など人それぞれ好みが出るが、効果的に体を温められる場所も覚えておこう。
警視庁警備部災害対策課公式Twitterアカウントの情報によれば、背中の上部にある、両肩の肩甲骨の間に位置する「風門(ふうもん)」というツボにカイロを貼るとよいそうだ。
実際に貼ってみると、背中から肩全体、心臓あたりにも温かさが伝わってくる。寒さによって強張った筋肉も和らぎ、リラックス効果もありそうだ。
参考URL:https://twitter.com/MPD_bousai/status/952681220994867200