気温が低くなり、そろそろ冬キャンプの準備をはじめているキャンパーも多い。冬キャンプは、装備を十分に揃えていないと挑戦しづらいが、それ以上に魅力がある。

 初心者にこそ行ってほしいすばらしい冬キャンプだが、そのメリットとデメリットとはなんだろうか。

■冬キャンプのメリット

シーズンオフで全く人がいなくて貸切状態(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 冬キャンプは、人が少なく、夏に比べて天気が安定しており、晴れた日にキャンプできることが多い。虫が苦手な人は、夏キャンプは虫対策を十分にしないと楽しめないが、冬キャンプは虫の心配もない。帰り際に入る温泉も冬キャンプならではの楽しみ方の一つだ。

 それぞれの良さを一つずつ紹介しよう。

●人が少なくのびのびキャンプができる

 キャンプのシーズンは春から秋にかけて人が多く、冬の期間はキャンプを休止している人も大勢だ。施設が空いており、貸切状態でキャンプ場を使用でき、人に気を遣うことなくキャンプを楽しめるのが魅力的だ。

●晴れの日が多く、天気のよい日にキャンプできる

 冬の時期は春から秋に比べると気温は低いが空気が乾燥しているので、天気は安定して晴れることが多い。晴れ日にキャンプができれば冬の寒さも少しは和らぎ、なにより夜の星がきれいに見え魅力的だ。

●虫が少なく快適にキャンプができる

 キャンパーにとって虫の問題は切っても切れない問題。冬キャンプは、虫対策を徹底する必要なく、なにもしなくても虫がそもそもいないので、快適なキャンプライフを送れる。

●帰り際の温泉が気持ちいい

 これはもはや一番の醍醐味だと言っていいだろう。どう足掻いても体が冷えてしまう冬キャンプに欠かせないのが、温泉。冷えた体に染み渡る温泉の気持ち良さは、体感しないとわからない。ぜひ冬キャンプに行ったときには体験してほしい。