●4. スポンジでこする

 ススのついたギアを取り出し、メラミンスポンジでこする。サッとこするだけで驚くほど汚れが落ちるので、強い力は必要はない。ギアに付着したススの部分をこすり、次に最後の仕上げだ。

●5. ぬるま湯で洗い流す

汚れが落ち切らないと思ったら1~5の工程をもう一度やるといい

 最後にぬるま湯で洗い流すと、新品のときのようにピカピカになる。今回紹介した汚れ落とし方法は、クッカーやメスティンの底についたこげつきにも効果があるため、ぜひ試して欲しい。

■スス予防は固形石けんをこするだけ

1分もあればできるので、やらない手はない

 固形石けんを使うことで、キャンプギアがススで黒くなるのを防ぐことができる。その方法は簡単で、キャンプギアのススがつきそうな底面や下側に固形石けんを塗ってコーティングしておくだけ。

 実際に焚き火に当てても、コーティング部分にススが付着するだけなので、その場でメラミンスポンジでこすると簡単にススが落ちる。

 時間がかかる作業ではないため、現地での調理前にサッと塗るだけで頑固なスス汚れ対策となる。

■まとめ

ススがついて半年近く経ったものでもキレイになる

 家で簡単にできるススの落とし方と固形石けんがあれば、どこでもできるススの付着予防方法について解説した。

 大切なギアを長く使い続けるには、こまめなメンテナンスが必要だ。特に、調理器具の底のこげつきはできるだけ早く対処する必要がある。驚くほど簡単に汚れが落ちるので、ぜひ試してほしい。