■薪ストーブが手放せない理由4:焚火以上のロマンがある

 キャンプと言えば、焚火を楽しみにしている人が多いかと思うが、冬キャンプは時に寒すぎて焚火どころではなくなる。「テントの中で焚火ができればいいのに」と思うキャンパーもいることだろう。

 できるのである。薪ストーブさえあればテントの中で薪を燃やし、火の爆ぜる音、ゆっくりと燃えていく薪の香りを楽しめるのである。

 さらにロマンを感じるのは、薪に「ポッ」と火が灯る瞬間だ。これは普通の焚火にはない薪ストーブならではのロマンであり、一度体験するともう薪ストーブが手放せなくなる。テントの外でしんしんと雪が降る冬キャンプで、暖かい薪ストーブにあたりながら焚火を楽しむ…… これをロマン以外の何と呼ぼうか。

■薪ストーブがあれば、冬キャンプが何倍も楽しくなる

 今回は筆者が薪ストーブを手放せなくなった理由4つを紹介した。

 薪ストーブには、
・設置に時間がかかる
・薪を大量に消費する
・一酸化炭素中毒に注意しなくてはならない

といったデメリットもあるが、冬キャンプの優秀な相棒だということがお分かりいただけただろうか。

 また、薪ストーブを使う時は火の取り扱いに十分に注意してほしい。

 冬キャンプで
・もう寒さで凍えたくない人
・時間のかかる煮込み料理に挑戦したい人
・焚火以上のロマンを感じたい人

今年の冬から薪ストーブを導入してみてはいかがだろうか。