数年前までキャンプやアウトドアというと夏、というイメージがあったように思う。
しかし、女子高生が冬キャンプを楽しむアニメ『ゆるキャン△』が放送されてから
・汗をかかない
・虫が出ない
・景色がきれいに見える
などの理由から冬キャンプの人気が爆発的に上がった。筆者も冬キャンプでアウトドアに目覚めた一人である。
そんな冬キャンプの唯一の難点ともいえるのが「寒さ」だ。冬本番を迎える1月や2月の寒さは、石油ストーブをつけても耐えがたく、キャンプを敬遠しがちであった。しかし、薪ストーブを導入してからはむしろ「寒ければ寒いほどいい」と思うほど冬キャンプが快適になった。今では薪ストーブは冬キャンプの手放せない相棒である。
今回は、そんな薪ストーブが手放せなくなった4つの理由を紹介する。
■薪ストーブが手放せない理由1:とにかく暖かい
言わずもがな、薪ストーブはとにかく暖かい。
トイレに行くまで「今が真冬である」ということを忘れてしまうほどに暖かい。調子に乗って薪をくべていると、テント内の気温が30度まで上がってしまったこともある。薪ストーブがあれば、冬の寒さなど恐るに足らずなのだ。