■熊野速玉大社
熊野三山の中では、新宮市内に位置し、最もアクセスが便利な熊野速玉大社。純粋な神の顕現力を持つとされ、摂社の神倉神社は、熊野権現が最初に降臨されたといわれる聖地。景行天皇の五十八年(西暦128年)、現在の社地に遷し、新宮とした。
●熊野速玉大社
住所:和歌山県新宮市新宮1
電話:0735-22-2533
時間:8時~17時
URL:https://kumanohayatama.jp/
■熊野那智大社
西暦紀元前662年、神武天皇=神日本磐余彦尊(かんやまといわれびこのみこと)の一行が見つけた「那智の滝」を御神体とした。仁徳天皇5年(317年)、山の中腹へ改めて社殿を設けたのが、熊野那智大社のはじまりとされ、魂のエネルギー、四次元のエネルギーをあらわしている。
那智山の奥山、大雲取山からの本流にいくつもの支流が重なり、原生林を切り裂くように落下しているのが「那智の滝」。 水柱は落差133m、銚子口の幅13m、滝壺の深さは10mの名瀑で、落差は日本一となっている。
●熊野那智大社
住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
電話:0735-55-0321
時間:7時~16時30分
URL:https://kumanonachitaisha.or.jp/
■1日で最強のパワースポットを巡る
1日で全てを周る場合、JR紀勢線(京都か大阪始発の特急がある)のJR紀伊田辺駅が拠点となり、車での総走行時間は6時間程度。
和歌山県田辺市に前泊するのが一般的だが、今回紹介した順に巡り、最初の玉置神社到着を8時、最後の熊野那智大社到着を15時に設定すれば、1日で全て参拝することが可能だ。
ただし、住まいが、和歌山県、奈良県、三重県、愛知県、大阪府の場合は別の都合のよいルートを考えられるかもしれない。古代よりの大きなパワーを、ぜひ吸収してみてはいかがだろう。