■黒岳・桂月岳で望む美しい夕日と朝日
「黒岳石室」から「黒岳」山頂までは約30分なので、荷物を置いた身軽な状態でアタックができる。「黒岳」からは、見渡す限りの雲海と赤々と燃えるような夕日を見ることができた。
日が完全に沈むと辺りは真っ暗になるため、できるだけ早く「黒岳石室」に戻るよう心がけよう。静かなテント場で疲れた身体をゆっくり休め、2日目に備える。
翌日は日が昇る前に起きて、朝日を見るために「桂月岳」にアタック。暗闇を進む必要があるためヘッドライトと防寒着は必需品だ。「桂月岳」は縦走ルートではないためスキップすることもできるが、美しいご来光を拝みたい人はぜひ登頂してほしい。