■乗船したのは横浜の黒川本家

 今回乗船予約をしたのは、横浜の新山下から出ている黒川本家さん。 アジやタコ釣りなどで有名な釣り船です。 以前、日本テレビ系のバラエティ番組「それって実際どうなの課」の『釣りで一攫千金!』という企画で、出演者の生瀬勝久さんが釣行のロケをしていた船です。

 じつは筆者もそれを観て知りました。 なお、今回の記事は解禁初日の釣行レポートのため、タコ釣りの詳しい解説やHow toの記事は追ってUPさせていただきますのであしからず。

横浜新山下の黒川本家

 黒川本家は、横浜の有名な観光名所の山下公園近くの運河沿いにあり、他にも多数の釣り船屋さんが軒を並べる小路の一軒です。 当日は平日にも関わらず、どこも朝早くから多数の釣り人が集まっていました。 出船の2時間以上前の朝5時過ぎに到着したので、「一番乗りかな?」と、ちょっと期待していたのですが、黒川本家前にも先客が6人もいて、自分の甘さをちょっぴり痛感。

 開店までしばらく列に並んで待機。 その後受付を済ませ、自分の割り当てられた釣座にスタンバイ。 良いポジション(この船の場合は、トモの左右)は残念ながら取れませんでしたが、早く並んだ順なので、まあ仕方なし。 出船前には、船長が釣り方のコツみたいなものをレクチャーしてくれます。 初心者にも安心ですね。

みなさん解禁初日が待ち遠しかったのか、本日の乗船客は21名。満席すし詰め状態。
船長によるタコ釣りレクチャー

■「つりニュース」の取材やラジオ番組の中継も!

 そしてなんと、本日は解禁初日ということなので「つりニュース」の記者さんも取材で乗船。 この方は横浜の地域FM放送局「マリンFM」のパーソナリティもされているとのことで、後に船上からLIVE中継でのレポートもされていました。

「つりニュース」記者兼「マリンFM」パーソナリティの野田 栄 さん

 そうこうしているうちに時刻は7時30分、すぐ上を首都高狩場線が通る運河の下の船着き場から出船です。 本日の釣果に期待を膨らませながら、横浜ベイブリッジの真下を通過して、いざ東京湾へ。

首都高湾岸線の狩場線 新山下出口からすぐ
横浜ベイブリッジの下を通って湾内へ
普段は目にすることのない橋の真下(裏)を見られるのも船釣りならでは

■仕掛けはタコ餌木だが秘密兵器を実戦投入!

 釣り方は、「餌木(エギ)タコ釣り」なので、タックルは船タコ専用のロッドにベイトリール。 ラインはPE3号でリーダーはフロロカーボンの50LBを巻いたものを準備しました。 仕掛けは、主流のタコ餌木2本掛けにオモリ30号。 そして今回は、秘密兵器の「タコ釣りボール」なるものをセッティング。 まだこの時点では大漁を夢見ていたのですが……。

白い貝殻みたいな物体の中に「タコ釣りボール」が入っています。