■荷物の積み忘れを防ぐおすすめの方法

必須の小物をまとめて収納しているポーチ

 道具を揃えたものの最初は積み荷の内容が把握できていないため、車に積み忘れてしまうことがある。

 リストを確認しながら作業を行えば忘れ物を防ぐことができるが、以下に紹介するEDCポーチを利用する方法や保管場所の管理を行うと、荷作りの効率が上がり忘れ物を防ぐことができる。ぜひ準備の際に参考にしていただきたい。

●小物はまとめて収納する

ポーチをバッグに外付けした状態

 小物類を常にひとつにまとめてチェック項目を減らす。

 日常的に使用する小物を常に同じポーチにいれて持ち運ぶ方法は「EDC(EveryDayCarry エブリデイキャリー)ポーチ」と呼ばれ、日常的に使う物の管理法として広く知られており、おすすめの方法だ。見落としやすい小物をひとつのケースにまとめておくことで、チェックする数が減り把握しやすくなる。

 実際に筆者は重要な小物類は常に決まったポーチに入れてバックパックに外付けして持ち運んでいる。外付けしていないとバッグのフォルムが変わるためすぐに忘れ物に気付くことができる。この方法にしてからは、小物類の忘れ物がなくなったため、非常に効果的だ。

●道具の保管場所を決めておく

 道具を持ち出しやすいように定位置にしまっておく。いざ、荷作りをはじめようとしたときにひとつずつ探し回っていたのでは、見落としてしまい忘れ物につながる。

 決まった場所に管理されていれば、忘れ物に気付きやすくなるうえに荷作りの効率もアップする。

■まとめ

 揃えるものが多く、最初の道具選びは手間がかかってしまう。リストを利用して計画すれば現地で道具が足りなくて困ることはなくなり、最後に紹介した管理方法を実施すれば積み忘れを防ぐことができる。

 ぜひ、この記事を参考に快適なキャンプライフを楽しんでいただきたい。