■寒さ対策や適した服装について

川用のドライスーツは最強のカッパ(写真:しょうた)

 いくら春のハイウォーターが楽しいとは言え、寒さ対策なしでは楽しめない。北海道や寒い地域のアウトドアアクティビティ会社でのラフティングでは、ドライスーツ(水が入りにくい防水のスーツ)を、本州や四国、九州ではウエットスーツをツアー料金の中に組み込んで貸し出している場合が多い。

 ウエットスーツでの防寒は限界があるため、ダウンやフリースを用意しツアー終了後に体を温められるようにするのがおすすめだ。より寒い北海道などの地域では、ドライスーツ自体に防寒性能はないため、中に着るもので調整をする。

 ドライスーツの中に着る物は、レギンスの上にフリースやジャージなど、化繊素材の濡れても保水し難いものが体温低下を防げるのでおすすめだ。せっかくの水遊び、濡れることを避けてしまっては楽しさも半減してしまう。頭からずぶ濡れになってもいいように、ツアー後の着替えなどを準備してエキサイティングなラフティングにしよう!

頭から思いっきり水を被る姿(写真提供:北海道アウトドアアドベンチャーズ)