■<インナーシーツ>汚れ移りを軽減

インナーシーツの収納サイズは手のひらほどのコンパクトなものが多い

 高温多湿な環境で眠る時、寝袋表面のナイロン生地が寝汗で張り付くのは心地よいものではない。また汗、皮脂、垢が移ると寝袋は臭いを放つ。気軽に洗濯できる道具ではないため、できるだけ寝袋本体を汚すことは避けたい。

 肌触りの向上と防汚で役立つのがインナーシーツだ。コロナ禍以降は山小屋泊でも必携の装備となり、注目度が増している。

 シルク、綿、化繊、フリース地などの素材があるが、好みの肌触りや気温に合わせて選ぶとよいだろう。夏季なら、シュラフカバーとシーツだけで眠ることもできる。

就寝時に着る服も含め、暑すぎず、寒すぎず、安眠できる複合的な組み合わせを見つけよう
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