私自身のスキーのレベルはボーゲンではないけれど、完全なパラレルにはなっていない初中級程度。そんな筆者が初めて土日を利用して北海道のニセコに行ってきました。本当にふわふわでした。これからニセコに行こうとしている方の参考になれば幸いです!

■ニセコへのアクセス

 新千歳空港から高速バスで直接ニセコへアクセスできます。雪道の運転に慣れていないとスタッドレスとはいえ怖いので、時間は多少かかりますがレンタカーではなくバスを選択しました。

使用したバスはこちら:
https://www.access-n.jp/winter2021/skibus/detail/101chitose_rusutsu_niseko.html

■4つのゲレンデから成るニセコ

1つの山に4つのゲレンデがあるニセコ

 左から①「ニセコアンヌプリ国際スキー場、②「ニセコビレッジスキーリゾート」、③「ニセコマウンテンリゾートグラン・ヒラフ」、④「ニセコHANAZONOリゾート」と4つのゲレンデが存在します。私たちは今回、あまり下調べせずニセコビレッジ直結のホテルを予約しましたが、街としてはグラン・ヒラフの麓が一番ホテルやお店が多く賑わっていました。

 シャトルバスが走っているので、どこのゲレンデにもアクセスが可能です。ただし、本数が限られているので、一番滑ってみたいゲレンデ近くのホテルを予約するのをオススメします。

■レポート1. ニセコアンヌプリ国際スキー場

 まず初日はアンヌプリ国際スキー場へ行きました。ゲレンデマップを見ると下半分が初心者コースだったので「ジャンボ第一クワッドリフト」に乗り、初心者コースの「ファミリーコース」か「パラダイスコース」から「ジュニアコース」で戻ってくるというルートが緩斜面でとても安心安全に滑ることが出来ました。雪面はカリッの「カ」の字が全くの皆無!  圧雪はされていますが、雪が柔らかいのをしっかりと感じ取れます。

ジャンボ第一クワッドリフトからの景色
天気予報は雪マークだったので貴重な青空

 滑ったコースはところどころ木が残っているので、少しだけ林間&木の周りの非圧雪を体験できてとても楽しかったのです。今シーズン頭にパウダーも滑れる板を買ったので、それを試せる絶好のチャンスが到来しました!  フワフワと足元がゆったり波打ちながら滑り、スキー板の先端は雪に埋もれず浮いてくれます。この圧雪されていないところを滑るという新しい感覚に、フェイスマスクの下で笑いが止まりませんでした。(板が滑って行かずストップしそうになるときは後ろ重心、というのだけ聞いたことがあったので早速役に立ちました。)

今シーズンに購入したお気に入りのelanの板

■ゴンドラで上るとさらに美しい景色が

 初級コースで体を慣らした後は、頂上付近まで一気に上がれる「アンヌプリゴンドラ」に挑戦。ゴンドラは寒くないので手袋を外し、カメラを構えながら周りの景色をゆったり楽しむことができますね。動物の足跡や誰かが滑った後の雪面を眺めたり、キラキラ光るダイヤモンドダストに癒されたりしていました。

アンヌプリゴンドラからの景色
誰かが楽しんだ足跡と舞う粉雪

 ゴンドラを上り切ったところからは少し雲がかかっていますが、羊蹄山と美しい雲海に山並みが見えました!  感動的!!

雲がかかってしまい全貌は見えなかったけど美しい羊蹄山
太陽と青空、雲海

 ゴンドラで上がっても、中級と初級コースのみで滑って戻れるのでそこまで難問ではないかと思います。前半の中級コースはターンをゆっくり繰り返し、途中から最初に滑っていた初級コースに合流するので安心感もあります。

 凄くお天気に見えますが、この日の天気予報は一日雪マーク。晴れたと思えば雲で覆われるを繰り返し、結果的にはしっかりと雪が降っていました。この積雪量のお陰で柔らかいふわふわのゲレンデになっているんだと実感するお天気。あっという間に視界が悪くなり、前が見えにくくなることもしばしばあったので、やはりここはゲレンデとはいえ山。無理は禁物ですね。

●ニセコアンヌプリ国際スキー場

公式ホームページ:https://annupuri.info/winter/