キャンプの醍醐味の一つとしてよく挙げられるのが、キャンプ飯。煌々と燃える焚き火に鉄鍋を置き、こだわりの食材とガジェットで野外ならではの料理を堪能する。それもそれでもちろん楽しいのだが、普段から料理をしない方にとって焚き火の世話に暗がりでの料理にと、のんびりキャンプを楽しむどころではなくなってしまう。
そんな方におすすめなのが、缶詰だ。保存も利いて持ち運びも楽、調理済みなので開けて温めるだけで美味しい。そしてコーヒーや輸入食品を多く取り揃え、あまり見ない輸入缶詰やオリジナル缶詰等が豊富に取り揃えられているのが「カルディ(KALDI)」だ。
今回はカルディで購入できる変わり種缶詰を、実際に野外で食べる「ズボラキャンプ飯」スタイルで紹介する。
■缶詰ズボラキャンプ飯の注意点
紹介する前に一つ、缶詰をキャンプで食すときに注意しなければならないことがある。それは「缶詰をそのまま直火にかけてはいけない」点。丁度いい形をしているためやってみたくなるかもしれないが、実は缶詰の内側には特殊なコーティングがされており、それが熱によって溶け出してしまう可能性がある。
また、缶詰の容器は非常に軽いため、食材が沸騰するとその勢いで缶ごと跳ねる恐れがある。火傷などの怪我を負う可能性もありたいへん危険だ。必ずほかの容器に移し、加熱するようにしてほしい。