「ブルービー」と呼ばれるハチを知っているだろうか? その美しい姿から、”幸せを運ぶハチ”とも呼ばれている。

 「そんなハチがいるなら、いつか見てみたい!」と思ったあなた。そのハチは、じつは身近な場所にも暮らしている。

 今回は「幸せのブルービー」に出会うためのコツを紹介しよう。

■ブルービーの正体はミツバチに近い仲間

植物の受粉を助けるハナバチ類

 ブルービーの正体は、「ナミルリモンハナバチ」と呼ばれるハチだ。

 ナミルリモンハナバチは、ハチ目ミツバチ科に属する昆虫だ。ミツバチ科を含む「ミツバチ上科」のうち、花の蜜や花粉を集めて幼虫を育てる仲間は「ハナバチ」と総称される。

 ハナバチの仲間は植物の受粉を助ける重要な存在であり、地球上の生き物にとって欠かせない昆虫である。

 人にもっとも身近なハナバチといえば、やはり「ミツバチ」だろう。ミツバチは農作物の受粉を助けるほか、蜂蜜の生産という形でも人間を助けてくれている。こう考えると、ハナバチたちがいかに人間の暮らしを支えているかがわかるだろう。

瑠璃色の紋が美しいナミルリモンハナバチ

 そんなハナバチのなかで、黒い地色に青い紋様がよく映えるのがナミルリモンハナバチだ。青い紋=瑠璃紋(るりもん)を持つことが名前の由来である。ハチの配色といえば、多くが黒・黄・赤で構成されており、このハチのように青い色を持つものは少数派だ。