2027年に創業90周年を迎える「コロナ」。40年以上エアコンを作り続けてきた日本のメーカーである同社が手がけるアウトドア向けブランド「OUTFIELD」より、ポータブルクーラー「BREEZE BOX(ブリーズボックス)」がついに、2026年6月1日より発売開始されました。その実力を、カタログスペックだけでなく、ブランド担当者の声を交えながら紹介します。
■純国産らしいスペックと“人が感じる心地よさ”の両立
「BREEZE BOX」はその名のとおり、箱型のシンプルなシルエットが印象的なポータブルクーラーで、モノづくりの盛んな新潟の燕三条エリアで製造されます。
消費税込みで5万9800円という手にしやすい価格にくわえ、コロナのアウトドア好きのスタッフが集結して立ち上げたブランド「OUTFIELD」初の冷房器具ということで大きな話題に。
外気温に対してマイナス10℃の冷風を発生するという実用的なスペックとあいまって「屋外用クーラーの大本命だ」という歓迎の声がSNSで上がっています。
BREEZE BOXについてコロナの担当者は、「簡単に説明すると、窓枠に取り付ける縦型の窓用エアコンを横置きにし、クルマに積みやすいようコンパクト化を目指したもの」と説明します。
風量はHIGH、MID、LOWの三段階に切り替え可能で、1時間、2時間、4時間のオフタイマー機能もついています。AC電源で駆動し、ポータブル電源の定番容量である1,000Whクラスなら、最大約5時間の駆動が可能。
冷風能力は最大850W。先行するポータブルクーラーのなかにはこれよりハイパワーのモデルもありますが、「BREEZE BOX」のスペックは考え抜いた結果なのだそう。
「テントやクルマは住宅に比べると断熱性がかなり低い。室内の温度は外気の影響を強く受けますが、パワーで下げようとすると大きな熱交換器が必要で、当然消費する電力も大きくなってしまいます」(コロナ担当者)
「冷気能力」と「消費電力」、そして「ボディサイズ」はトレードオフの関係。その最適なバランスを取りつつ、涼しさを体感してもらうため、「BREEZEBOX」は最大約10m先まで冷風が届く「風量」にこだわって設計したのだそう。冷風を直接人に届けることで涼しさを実感できるよう工夫されているのです。