■釣れる場所と狙う場所

 河川でクロダイを狙う際は、流れの変化や地形に注目することが重要である。流れが緩む場所や、障害物の周辺には魚が付きやすい。具体的には、橋脚の周りや護岸の変化、流れが当たってヨレができる場所などが狙い目となるので、こうしたポイントを丁寧に探っていくとよい。

 また、小さな河川が合流する場所や、河川に生えている葦などの植物周りなどもポイントになる。釣り場に着いたらまずこういった場所があるかよく観察しよう。

■暑くなるとトップでも楽しめる

バス釣り用のトップウォータープラグでもクロダイを狙える

 気温が上がり、水温も高くなってくると、水面での反応も見られるようになる。浮力の高いトップウォーターのルアーを使ったチニングはクロダイが水面でルアーに反応する瞬間の迫力が醍醐味だ。水面に落ちてくる昆虫やボラの稚魚などを捕食しているときなど、水面に反応する様子が見られる場合は試してみる価値はある。暑くなる季節にかけて釣り方の幅が広がり、長く楽しめるのもチニングの特徴である。

■安全面や気をつけること

 河川での釣りは手軽に見えるが、安全面への配慮は必要である。滑りやすい場所や足場の高い場所では無理をせず、安定した位置で釣りをすることが基本となる。

 ライフジャケットの着用や、増水時の釣行を避けるなど、基本的な安全対策は怠らないようにしたい。

 また、都市部に近いフィールドであることも多いため、ルアーを投げる際は周囲の安全を確認し歩行者などにも気を付けることが大切だ。また駐車場所やゴミの持ち帰りなど、マナーを守ることが大切である。

■身近にいるクロダイをルアーで狙ってみよう

 河川で楽しむチニングは、身近な場所で気軽に始められる釣りである。暖かくなる季節はクロダイの活性も上がり、狙いやすい時期となる。シンプルなワームの釣りから、水面でのトップゲームまで、状況に応じてさまざまな楽しみ方ができるのも魅力のひとつである。

 特別な準備や遠くのフィールドに行かなくても始められる釣りとして、まずは近くの河川に足を運んでみるのもよいだろう。