■帰りは“K” 幻想的な夕景フライトへ
北海道での仕事を終え帰路に就きました。前日はかなりの降雪がありましたが、搭乗日には天気が回復、ワクワクしながら新千歳空港へと向かいました。
低く立ち込める雲を切り裂くように上昇したエンブラエル175(15号機)は一瞬で雲上へ。眼下に広がる雲の海を眺めているうちに、ついまどろみ……。
機体が高度を下げている気配に、はっと目を覚ましました。西日に染まる雲海の下、稜線はほとんど雲に覆われており気がつくのが遅れましたが、見慣れた北アルプス北部の裾野を確認できました。危うく寝過ごすところでした。
赤みを帯びた西の空、雲の海に浮かぶ剱岳のゴツゴツとした山容が目に飛び込みます。さらに南下すると雲が消え、シルエットになりつつある槍ヶ岳から穂高の稜線をくっきりと望むことがきました。行きとは違って美ヶ原、鉢伏山、高ボッチ山の上空を飛び、塩尻駅でゆるやかに旋回して信州まつもと空港へとランディングしました。
普段は麓から見上げる山並み。登ったことのある山々……。俯瞰で上からのんびりと見下ろすのは感慨深いものです。居眠り厳禁! 充実した絶景フライトは今回も素敵な遊覧飛行となりました。