「飛騨高山」とは、北アルプスの大自然に囲まれた岐阜県高山市を指す。飛騨地方の中心部にあることから飛騨高山と呼ばれ、江戸時代の面影を残す古い町並みや日本三大朝市の一つ「宮川朝市」が開催されるなど、魅力がいっぱいのエリア。宿泊施設も多く、周辺観光の拠点としてもうってつけだ。

 今回は、飛騨高山からバスで行ける、冬景色が美しいおすすめスポットを紹介する。

■「飛騨高山」を拠点に、バスでめぐろう

日本三大朝市の一つ「宮川朝市」

 高山市の中心部、高山駅周辺へは、名古屋から高速バスの場合、約2時間40分。電車の場合、名古屋駅からJR東海の特急「ひだ」で高山本線・高山駅までおよそ2時間20分だ。

 高山駅に隣接する「高山濃飛(のうひ)バスセンター」は、多くのバスが発着する飛騨エリアの玄関口。ここを拠点に、点在する人気スポットへ足を運ぶと効率よくまわることができる。

 

●雪景色が似合う日本の原風景「白川郷」

「白川郷」で見られる合掌造りの家屋

 高山濃飛バスセンターから「白川郷」まではバスで約50分。白川郷は、1995年に世界文化遺産に登録された、茅葺き屋根の合掌造り家屋が立ち並ぶ集落である。

 村内をめぐったり、一部合掌造りの建物内部を見学できる住宅を見たりするのはもちろんのこと、筆者のおすすめは「城山天守閣展望台」からの景色だ。雪道は滑るので慎重に進みながら、白川郷合掌集落から上り坂をおよそ20分ほど歩く。

「城山天守閣展望台」から望む風景

 展望台からの景色は圧巻で、豪雪に耐える合掌造りの町並みには、やはり雪景色が似合うと感じた。どこか懐かしさを覚える、日本の原風景は必見だ。

白川郷
住所:〒501-5627  岐阜県大野郡白川村荻町

ホームページURL:https://shirakawa-go.gr.jp

●【MAP】白川郷

 

●白銀の北アルプスの絶景「新穂高ロープウェイ」

新穂高ロープウェイ「西穂高口駅」屋上展望台からの絶景

 「新穂高(しんほたか)ロープウェイ」は、標高約2,000mの雲の上から大自然が楽しめる、奥飛騨エリア随一の名所といわれている。アクセスは、高山濃飛バスセンターから新穂高ロープウェイバス停まで路線バスで1時間40分ほど。

 「新穂高温泉駅」から第1・第2ロープウェイを乗り継ぎながら、片道25分ほど景色の変化を楽しむ。終点の「西穂高口駅」屋上展望台からは北アルプスの山々が連なる絶景を望むことができる。冬は辺り一面が雪に覆われた白銀の世界になり、息を呑む美しさだ。

 第2ロープウェイが国内で唯一の2階建てゴンドラであることや、屋上展望台からの景色はミシュラン・グリーンガイド・ジャポンに掲載されていることなどもあり、国内外から多くの人が訪れる。屋上展望台近くの「頂(いただき)の森」では、「槍の回廊」から槍ヶ岳や穂高連峰などを一望でき、原生林の中を散策することもできる。

新穂高ロープウェイ
住所:〒506-1421  岐阜県高山市奥飛騨温泉郷新穂高温泉
電話:0578-89-2252

ホームページURL:https://shinhotaka-ropeway.jp

※営業日時はホームページよりご確認ください

●【MAP】新穂高ロープウェイ

 

●幻想的な氷のオブジェが広がる「氷点下の森」

「氷点下の森」の幻想的なライトアップ

 「氷点下の森」は、標高約1,026mの山あいにある「秋神(あきがみ)温泉」の冬の風物詩。50年以上の歴史があり、渓流の水を樹木に吹きつけて、人工的に氷の森をつくり上げたのが始まりだ。高山濃飛バスセンターから秋神温泉バス停までは路線バスで1時間ほど。バス停から徒歩約5分で氷点下の森に到着する。

 1月1日から2月末日の期間中、日没から21時頃まで青・赤・黄などの光でライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれる。1月10日から2月23日までは、ライトアップの見学ができるバスが特別に運行する。

 気温はマイナス10℃ほどになり、寒さが厳しいのでしっかり防寒対策をして出掛けたい。

氷点下の森
住所:〒509-3313  岐阜県高山市朝日町胡桃島355
電話:0577-56-1021

ホームページURL:https://hyotenkanomori.net

●【MAP】氷点下の森

 

■冬景色を見に出掛けよう

 今回紹介した3つのスポットは、雪深い山道を通る。バスであれば、雪道に慣れていない人や運転が苦手な人でも、気軽に訪れることができる。ぜひ、飛騨高山を拠点に冬景色を見に出掛けてみてほしい。

 

※この記事の情報は2025年12月現在のものです。内容が変更される場合もありますので、最新の情報はリンク先のHPでご確認ください。