■ご当地グルメも堪能しよう
新潟県は米どころとして知られるが、実は隠れたラーメン大国。地域によって特徴のあるさまざまなラーメンが親しまれている。そして、妙高エリアのご当地ラーメンといえば、「とん汁ラーメン」と食堂ミサの「みそラーメン」だ。
とん汁ラーメンは、妙高市にある「とん汁の店 たちばな」が発祥で、みそラーメンにとん汁をかけたメニューを生み出したことがはじまり。これが評判を呼び、市内各所のラーメン店や食堂などで食べられるようになった。
そして、食堂ミサは半世紀以上も地元で愛されてきた老舗のお店。看板メニューの「みそラーメン」は、ニンニクの香りとパンチが効いた白みそ仕立てのスープが特徴で、もやしや玉ねぎひき肉がたっぷり盛られていて食べ応えがある。妙高エリアのローカルフードとして親しまれ、スキー・スノーボード帰りに立ち寄る人も多い。
「笹箕寿司(ささみずし)」も妙高エリアで食べられている郷土料理。箕(み)という農具のようなかたちに折った笹に、酢飯をのせ、根菜や山菜、漬物などのさまざまな具と薬味を盛りつけたつけたもので、具のバリエーションが多く彩りもいい。そのはじまりは古く、戦国時代に殺菌・防腐効果のある笹を使い、箸を使わずに食べられる保存食として生まれたのだと伝わっている。越後の武将、上杉謙信も食べていたかもしれない歴史の詰まったご当地グルメといえるだろう。
また、アライマウンテンリゾートへの玄関口となる上信越道の新井PA・スマートICに隣接する「道の駅 あらい」も多種多様な飲食店が集まるグルメスポットとしてはずせない。地元食材を取り入れた料理や、日本海の地魚をメインとする海鮮メニューなども味わえる。施設内で日本海直送の新鮮な魚介類を購入することもできる。
■冬の妙高エリアは魅力がいっぱい!
妙高エリアに点在するスキー場は、上信越道の妙高高原ICをはじめとする高速道路のICから距離が近く、いずれも車でのアクセスが快適。電車利用の場合は、妙高高原駅や上越妙高駅を拠点に路線バスやタクシー、ゲレンデ直行のシャトルバスを利用して目当てのスキー場へと移動できる。
冬の妙高エリアはスキー・スノーボードのほかに、スノーシューや雪上ハイキングなども体験できるので、冬ならではのさまざまな遊びや、癒しの温泉、ローカルグルメまでまるごと満喫していこう。
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