■ハイカーの見地から気候変動を思う
気候が変動し、夏の登山が容易ではなくなってきた昨今。もちろん人類としては、争いなどさっさとやめて、地球環境の持続可能性に向けて協力して取り組みを進め、根本的な解決に努めることを望むが、いち個人として、熱中症から身を守りいつまでも安全に登山を楽しむためには、山選びも重要な対策の一つとなる。
今回、満喫した焼山峠から登る小楢山は、ひとつ難点として、交通手段が基本的にマイカーかタクシーとなり、アクセスに多少のハードルがある(塩山駅から柳平まで予約制のバスはある)。
しかし、登山口が標高1,000m以上の山を検索すると石割山、金時山、那須岳、日光白根山など、結構引っかかってくるもので、筆者も、今後の猛暑における山選びの考え方の一つとして頭に入れておこうと思っている。

●【MAP】小楢山
●【MAP】焼山峠
【焼山峠から小楢山往復コース】所要時間
焼山峠 (0:00) → 新道・旧道の分岐点 (0:50) → 新道・旧道の合流地点 (1:10) → 小楢山 (1:40) → 新道・旧道の分岐点 (2:00) → 新道・旧道の合流地点 (2:10) → 焼山峠 (3:00)
歩行距離:約5.2km
累積標高差:登り 315m、下り 315m
合計所要時間:3時間