■容量は十分!「GLACIER Classic」サイズ別の特徴

 「GLACIER Classic」は、35L、45L、55Lの3サイズ展開。すべてのサイズで2Lペットボトルを縦置きできる設計になっていて、業界標準のポータブル冷蔵庫と比べて最大40%コンパクトになったそうです。

 ぱっと読みでは想像がつきにくい容量かもしれませんが、35Lモデルには330ml缶を最大58本、45Lモデルで72本、55Lモデルで90本収納(!)できるそうです。設定できる温度はマイナス20℃から20℃まで。アイスクリームから果物まで使える温度です。

3つの容量で展開(画像:エコフロー)

 35Lモデルは、24インチスーツケース程度のコンパクトサイズ。ドアが左右どちらからでも開けられ、狭い車内でも扱いやすくなっています。

 45Lモデルと55Lモデルは、スペースを2つに分けることができ、冷蔵と冷凍ができます。温度差22℃までなら上記の範囲で温度設定が可能で、庫内レイアウトを変更して使用することもできます。冷蔵と冷凍の容量を切り替えられるので、持ち運ぶ食材を選ばず便利です。

「RVランド」社の協力のもと、キャンピング仕様車でのセッティング例も展示された
使いやすい両開きで内部のデッドスペースも少ない

 専用バッテリーパック(298Wh)を装着すれば、最長43時間のコードレス稼働が可能です。電源が確保できない環境でも使えるので、アウトドアや車中泊シーンだけでなく、作業現場や家庭用のセカンド冷蔵庫としても活躍します。

 発売日は6月下旬の予定です。ぜひ心待ちにしましょう。

メディア向け発表会には『絶メシRoad』でおなじみ、俳優の濱津隆之さんも登壇

GLACIER Classic 製品仕様
容量35L
寸法/706 × 400 × 405 mm
重量/20.5kg
収納区画数/1

容量45L
寸法/706 × 400 × 480 mm
重量/23.2kg
収納区画数/2

容量55L
寸法/706 × 466 × 480 mm
重量/25.2kg
収納区画数/2

共通
内蔵バッテリーあり
温度範囲/マイナス20℃~20℃
ほか