キャンプと言えば、その見た目や圧倒的な積載力といった理由から、使用する車はSUVやワンボックスカーが一般的だ。しかし、筆者は狭い道を抜けた先にあるすばらしい絶景を楽しみにすることが多いため、軽自動車でキャンプを楽しんで4年目になる。

 軽自動車でのキャンプは機動性や維持費が安いといったメリットがあり、筆者の愛車「三菱ekスペース」は自動運転機能や見た目以外、デリカミニとほぼ同じといった特徴があり、軽自動車キャンプに最適だ。

 今回は筆者が大人3人と大型犬2匹で訪れたキャンプを、軽自動車へのキャンプ道具の積み込みとともに紹介する。訪れたのは愛媛県今治市にある「大角(おおすみ)海浜公園」。桜や絶景が楽しめるおすすめのキャンプ場だ。

 物価高の続く世の中、節約続きの日常にストレスを感じている人も多いはず。キャンプをしながら桜も満喫して、心身ともにリフレッシュしてはどうだろうか。

■軽自動車に積み込むキャンプ道具を厳選する

キャンプ場で何をするかをイメージしながら道具を厳選しよう

 軽自動車は積み込めるスペースが限られているため、衣・食・住・遊にそって持参するものを厳選しよう。なお、筆者は「一人で設置できるか」「薄く畳めるか」といった視点で選んでいる。

 具体的には、テントは袋から出すと自動的に完成する「ポップアップテント」がおすすめ。タープは重くかさばるが一人で設置できるもの、焚き火台は畳むと薄くなるもの、バーベキューコンロは組み立て&収納もワンタッチで、畳むと薄くなるタイプといった感じだ。

 軽自動車はSUVやワンボックスよりも積載量はシビアになる。まずはキャンプに持参するものを広げ、どうやって積み込んでいくかを考える。基本は隙間なく積み込むのだが、ポイントは乗車人数。シートの位置を決め、荷物を積みながら微調整していこう。

長い物  →  形が変形しない物(大)(中)(小)  →  柔らかい物の順番で隙間なく埋めていく
足元に置く場合は、足を置けるように工夫しよう

 積み込む順番は長い物、かさばる物にして、小さい物、柔らかいもので空いた隙間を埋めていくのがコツだ。色々試行錯誤しても万が一うまく積み込めなかった場合は、再度持参するものを厳選する必要があるのだが、ここで役立つのがルーフバッグだ。

■積載量アップの重要アイテム「ルーフバッグ」

ルーフバッグは天井に設置するが、風の抵抗は感じるが思ったほどではない
「ルーフレール」「ベースキャリア」「ラック」が不要な「Rightline Gearルーフバッグ」は防水仕様なので安心だ

 キャンプ道具を積み込むときだけに使いたい人にはルーフバッグがおすすめ。ルーフバッグの価格帯は「容量」「防水性能」「設置方法」の違いで6,000円〜3万円程度と幅広い。価格だけを重視して購入してしまうと設置できなかったり、余分な出費がかかったり、最悪愛車を破壊しかねないのでよく製品の仕様を確認しよう。

 設置方法の違いはルーフバッグ単体で屋根に固定できるかできないかだ。単体で固定できないタイプはルーフバッグの他にルーフレール・ベースキャリア・ルーフラックが必要となり、別途費用が掛かる場合がある(ルーフレールについては車種による)。

 筆者のおすすめはRightline Gearのルーフバッグだ。ルーフレール、ベースキャリア、ラックが不要で、費用を抑えられる。注意点としては、防水仕様のためビニール素材なので、硬いものや角が尖ったものは避けたほうがいい点。また屋根に載せるため、重いものもNGだ。

 ルーフバッグには衣服・寝具など柔らかくてかさばるものを収納しよう。また、積み込むときに使う折りたたみ式の踏み台があると便利だ。