2024年冬の新作、DAISO(以下、ダイソー)の「いろり鍋」がすでに注目を集めている。古民家や農家で見られる囲炉裏(いろり)で調理するように鍋をかけて料理を楽しむことができ、そのスタイルは懐かしさを感じる。

 今回は、同じくダイソーの「マイクロストーブコンロ」にのせたり、トライポッド(鍋を吊るす三脚)を使用したりして、冬においしい東北の郷土料理である「芋煮」を作ってみた。 ともに使い勝手やビジュアルから非常に人気があるアイテムなので、キャンプなどのアウトドアに持ち出せば、注目されること間違いなしだ。

■置いても吊るしても楽しめる!  ダイソー「いろり鍋」

懐かしさを感じるビジュアルで熱伝導もよい「いろり鍋」

 2024年11月に発売され、すでに人気になりつつある「いろり鍋」はスチール製の直火専用の鍋である。小型のコンロとの相性はもちろん、焚き火の上に吊るしても調理が可能だ。スチール製で熱が均等に伝わるので、主に鍋料理や煮込み料理に適している。

 杉板の蓋も雰囲気があってよい。さらに保温性もあるため、一人分の料理なら食べきるまで温かさが持続するのも魅力だ。また頑丈な作りなので、使用後はしっかりと乾燥させるなどの適切なメンテナンスを行えば、長期間使用することが可能だろう。

一人用いろり鍋
価格/1,100円(税込)
サイズ/幅18cm×奥行き16cm×高さ16cm(つる含む)、内径15cm
満水容量/0.55L
※この商品は店頭在庫のみ

■コンパクトな実力派!  ダイソー「マイクロストーブコンロ」

「マイクロストーブコンロ」はコンパクトながらその実力は侮れない

 多数のメディアで取り上げられ、話題となった人気の小型コンロ「マイクロストーブコンロ」は、発売から約2年が経過した。折りたたみ可能なコンパクトサイズで、重量は約430gと軽量な設計が特徴だ。収納袋が付属しているので、持ち運びが容易で何かと荷物が増えるキャンプで重宝する。燃料は主に木炭を使用するが、箱型の構造が風を遮ることで炎の安定性を高めている。                                  

 実際に使用したが、付属の網で肉を焼くなどの調理には、一人分でちょうどよいサイズ感であった。一方で、小型のスキレットや鍋を使えば、デュオキャンプまで対応できるポテンシャルを持つと思えた。

マイクロストーブコンロ 
価格/1,100円(税込)
サイズ/本体(使用時)13.5cm×12cm×14cm、炭床:10.5cm×11.5cm×1.2cm、
焼網:11cm×11cm×0.3cm
※この商品は店頭在庫のみ

商品サイト:マイクロストーブコンロ - ダイソーネットストア通販【公式】