キャンプでご飯を炊いて、失敗したことはないだろうか。普段と違う環境で炊くのだからそれも“味”ではあるものの、せっかく食べるなら炊きたてのおいしいご飯を食べたいところ。
ここでは、筆者手持ちのユニフレーム「キャンプ羽釜」を2年使って手放せなくなった理由と使用感について紹介する。
■ユニフレームキャンプ羽釜で炊いたご飯のおいしさに驚く
筆者はキャンプを始めた当初、メスティンでご飯を炊いていた。蓋に重りを置いて炊くのだが、重さが足りず吹きこぼれてコンロの火が消えたり、火力を調節するタイミングがわからず炊きむらができたりと、失敗の連続。
そんなとき、一緒にキャンプに行った友人が炊きたてのご飯でおにぎりを作ってくれた。アウトドアで作ったとは思えないほど、ふっくらとしておいしかった。その友人が使っていたのがユニフレームキャンプ羽釜だ。
その味が忘れられず、すぐに同じ商品を購入。以来、キャンプでご飯を炊くときはこのキャンプ羽釜を使っている。
■目盛り付きで簡単! ご飯がおいしく炊ける
キャンプ羽釜を使って最初によいと思ったのが、ご飯の炊き方が簡単でわかりやすいところだ。まずお米を研ぎ、羽釜に入れたあと水を入れるのだが、羽釜の内側に1合ずつの水量の目盛りが付いているのでわかりやすい。キャンプで水を計量カップで量るのは手間だが、この目盛りのおかげで簡単に必要な量がわかる。
準備段階でお米の計量をしておけば、水は目盛りに合わせて注ぐだけ。さっと準備ができ、ほかの調理に取りかかれるのがうれしい。
ガスで炊く場合、蓋をして最初は強火にかけ、吹きこぼれ始めたら火力を弱め、20分ほど加熱する。吹きこぼれるときに蓋がカタカタと音を立てるので、火力を弱めるタイミングはわかりやすい。
キャンプ羽釜でご飯を炊くようになってから、ご飯に炊きむらができることはほとんどなくなった。吹きこぼれた場合も胴体のツバが水分を受け止めるので、コンロの火が消えにくい。
また、蓋が重いのでほどよく圧がかかり、ふっくらとしたご飯が炊き上がる。ご飯には艶があり、冷めてもおいしく食べられるのも魅力だ。