■2. マグネットリリーサー

マグネットリリーサーはランディングツールにも相性抜群(撮影:須藤雄飛)

 マグネットリリーサーは、引き寄せあったマグネットを分離させて使う。ベストを脱いで位置を確認しなくても、元の位置に戻しやすい。

●耐荷重について

 適度な耐荷重のものを見つけるのがよい。おすすめは3.5kg程度の耐荷重だが、耐荷重が大きければいいというものではなく、吊り下げるアイテムの重さや、その人の体格にもよるので参考程度にしてほしい。

●メリット

 ベストのDカン部分にぶら下げる場合は、その場所を目視で確認しぶら下げなくてはいけないが、マグネットリリーサーは磁力でくっついてくれるため、目視しなくても保持、脱着が可能である。

●デメリット

1. 垂直につけなくてもくっついてしまう

 マグネットリリーサーの側面にもくっついてしまうことがある。側面は磁力が著しく弱いので、取り付ける時は必ずパチンと音が鳴る垂直面に取り付けて、製品性能を十分に発揮させよう。

2. 砂鉄を引き寄せてしまう

砂鉄がついたままでは磁力も低下する(撮影:須藤雄飛)

 マグネットリリーサーを使用していると、砂鉄を引き寄せてしまう。砂鉄が磁石についた状態だと磁力を低下させてしまうので、指の腹で取り除いておこう。

●マグネットリリーサー

●テイルウォーク tailwalk ケイソンマグネティックネットリリーサー-GD/M

■まとめ

 マグネットリリーサーやリーシュコードに限らず、リーズナブルな価格で釣りを快適にするアイテムはいくつも存在する。ぜひ自分のお気に入りの釣りアイテムを見つけてほしい。