(2ページ目) 驚きの連続！中国の人気低山「白雲山」でハイキングしてきた！気軽で歩きやすくても「日本とは違いすぎる光景」現地レポ【遼寧省大連市】｜登山｜レポート

■タイワンジカ（ハナジカ）

　筆者は白雲新村登山口への下山途中、シカに遭遇した。もともと白雲山にはシカはいなかったが、コロナ禍に大連森林動物園からタイワンジカ（ハナジカ）が逃げ出し、野生化したと言われている。タイワンジカはニホンジカとよく似た見た目だが、別の種類のシカ。

　筆者は下山後、恒隆広場付近にあるワンタンが有名な「吉祥餛飩」でボリューム満点のワンタンをいただいた。

■白雲山山体公園へのアクセス

　白雲山山体公園は大連中心部にも近く交通のアクセスもよい。登山口はたくさんあるが、白雲新村登山口の場合、恒隆広場という巨大ショッピングモールから1.8km、徒歩30分程度だ。タクシーなら6分で到着する。また恒隆広場の地下には地下鉄人民広場駅もあるため、恒隆広場までのアクセスも容易。周辺も繁華街なので、なかなか便利である。

　今回の白雲山登山では、日本との違いを痛感した。登山中も勉強させられる子どもたち、軽装で山を歩く登山者、そして何より驚いたのは生の太刀魚をぶら下げて登山道を歩く女性だ。なお登山道は整備されていて歩きやすく、安心感があり、不慣れな異国での登山にはちょうどよい山であった。