ワークマンで人気のキャンプギアの1つが「アルミコット」だ。高さをハイとローの2段階で変えられ、耐久性も高い人気のギアである。

 24年モデルは「汚れが落ちやすいアルミコット」として、生地がリニューアルされ使い勝手がさらに向上した。価格は6,800円(税込)と以前より1,000円高くなったが、それでもアウトドアメーカーが販売するコットは1万円を超える製品が多いことを考えると、魅力的な価格である。

 WEB限定発売となっているため競争率も激しく、入手困難なレアアイテム感があるのも注目されている要因の1つだ。

 そんな大人気のワークマンのアルミコットの23年モデル「FLC02 燃え広がりにくいアルミコット」について、使用感などをレビューしていく。基本スペックは24年モデルと大きく変わっていないので、ぜひ参考にしてほしい。

■収納時もコンパクトで持ち運びしやすい

持ち手が2か所に付いていて、肩掛けもできるので持ち運びしやすくてよい

 収納時の大きさは、長さ58cm 幅24cm 高さ16cm、重さは3.5kgとなっており、女性でも軽く持てるサイズ感。バッグの中には、ベッドシート、サイドフレーム、レッグフレームの3種類のパーツが収納されており、開放部分もL字に開くため、出し入れもしやすい。

チャックもスムーズでL字に開閉できるので取り出しやすい

■組み立て簡単!  2段階の高さ調整で幅広い使い方に対応

 組み立ては簡単、3ステップで完了。説明書も同封されているので、初心者でも安心して組み立てられる。

① サイドフレームを伸ばしてベッドシートに差し込む
② レッグフレームを組み立てる
③ レッグフレームをサイドフレームに合わせてロックする

 レッグフレームはジョイントの位置によって、ハイスタイルかロースタイルに変化させられる。また、3つあるレッグフレームの真ん中に配置するフレームは色分けされており、組み立ての際に間違えることもない。

説明書には図解で示されているので、わかりやすい

 レッグフレームをサイドフレームに合わせてロックする際、必ずロックは解除した状態で行おう。カチッと鳴るまでレバーを起こせば、固定されるのでわかりやすい。

最初は生地が馴染んでいないうえ、生地のテンションが高いためレバーをロックするには力が必要だ

 ハイスタイルは座るのによい高さで、ちょっとした荷物置きにもなる。ロースタイルはローチェアと同じ高さで、あぐらで座るとちょうどよい。ソロテントに入れれば、寝床兼あぐらチェアとして使用でき、コンパクトで使いやすいスタイルになるだろう。

ワークマンのコットは、ソロテントにピッタリのサイズ感