■「蓮華温泉ルート」と「大雪渓ルート」の見どころと注意点
今回歩いた蓮華温泉ルートは、白馬大池から先は長い稜線歩きが続く展望のよいルート。危険だと感じる場所はないが、とにかく長い。森林限界を超えているため、直射日光を受け暑い1日となった。
蓮華温泉ルートは行程が長いので、途中白馬大池山荘で1泊するのもおすすめ。白馬岳まで目指さずに、白馬大池山荘泊まりで小蓮華山を目指す登山者も多い。
一方、昨年歩いた大雪渓。雪渓上は天然のクーラーを浴びているかのように風が吹けば涼しく、暑い夏にはもってこいのルート。所要時間は蓮華温泉に比べて短いものの、急な登りが続き、落石も多く、かなり集中力を要した。また長い雪渓を歩くため、雪山歩行技術も必要である。
それぞれのルートに一長一短あるので、自分の体力と登山技術にあったルートを選ぼう。
※2024年は7月4日より大雪渓ルートは崩落の危険性のあるため通行止めとなってる。通行止め情報については、白馬村の公式サイトにて要確認。
●【MAP】白馬岳蓮華温泉ロッジ
※この記事の情報は2024年8月現在のものです。内容が変更される場合もありますので、最新の情報はリンク先のHPでご確認ください。