●ネットで購入した安価なシュラフ(購入価格:1,500円)
店頭ではあまり見かけないが、ネット上には安価なシュラフが販売されている。今回使用したシュラフは生地が薄いのが少し気になるが、生地が厚ければよいというわけでもなさそうだという前回の教訓もある。
実際に寝てみると、生地の表面が「シャカシャカ」と音がするのが若干耳ざわりだったが、眠れないほどではなかった。気になった生地の薄さは、実際に寝てみると下にマットレスを敷いたこともあり、エアコンを使用する夏場にはちょうどよさそうだ。前回は眠ってしばらくすると足もとから暑さを感じて目が覚めてしまったが、今回はぐっすりと眠れた。
■【結論】夏に使用する場合は薄手のシュラフでも十分!
意外な結果となったが、ネット購入の安価なシュラフの方が寝心地がよかった。夏場の使用を想定した場合、熱がこもりやすいシュラフの構造上、しっかりした生地のシュラフだと足もとから暑くなってしまう。快適に眠るためには薄手のシュラフを使用する、またはシュラフのファスナーを全て開き掛け布団のように使用すると快適に眠れる。
結論として、来客用布団の代わりにシュラフを使うのは「あり」だと思った。シュラフのよさとしてはまず「コンパクトに収納が出来る」点。それから季節ごとに種類を用意しても、布団セットを購入するよりは「コスパ」に優れる点だろう。
本来はキャンプ用であるシュラフを家で使用することで非日常感を味わえるので、ワクワク感を楽しんでもらえるかもしれない。実際大人の筆者もちょっとテンションが上がってしまった。お子さんに使用してもらうと喜んでもらえそうだ。
ぜひシュラフの自宅使いに挑戦してほしい!
※この記事の情報は2024年6月現在のものです。