■アップダウンを繰り返しながら目指すは金峰山山頂のシンボル五丈岩
朝日岳を過ぎるとそこから一旦標高を下げる。ガレていて歩きにくいので、注意しながら下りたい。歩きにくい区間は長くはなく、下りきるとまた登り、短い間隔でアップダウンを繰り返しながら40分ほど歩いたところでハイマツが生い茂る登山道となり、森林限界を超える。
金峰山山頂に近づくにつれ、徐々に大きな岩がゴロゴロとしてくる。迷わないように矢印が記されているので確認しながら進もう。
朝日岳から1時間ほどで金峰山の山頂に到着する。シンボルの五丈岩とそのバックには富士山や南アルプスの眺望が広がり、西には八ヶ岳が眺望でき、圧倒的な景色を堪能できるだろう。
五丈岩は実際に近くでみると想像以上に大きく、迫力満点。御神体なので登ることはできないが、岩の近くにある祠は参拝できる。山頂には十分なスペースがあるので、ゆっくりと景色を楽しむことができるだろう。
■アクセスしやすくなる初夏の金峰山へ出かけよう
5月から6月にかけては「キバナシャクナゲ」を山頂付近で見ることができる。林道が開通し、金峰山がグッと近くなる初夏の季節に景色と一緒に花見も楽しんでみてはどうだろうか。
〈登山ルート〉
大弛峠⇒(35分)⇒朝日峠⇒(30分)⇒朝日岳⇒(1時間)⇒金峰山⇒(1時間)⇒朝日岳⇒(25分)⇒朝日峠⇒(30分)⇒大弛峠