「ムイカスノーリゾート」は、地元のスキーヤー・スノーボーダーが多いローカルなスキー場。新潟県南魚沼市に位置することから関東方面からだと、関越道の「関越トンネル」を抜けてさらに奥へと進むため、「少し遠いかも」と感じる人もいるかもしれない。しかし、関越道・六日町ICから5分と下道が短く、都内から2時間ちょっとでたどり着けるのだ。これなら日帰り圏内といえるだろう。眺望もよく、ワイドバーンをのびのび滑れる「ムイカスノーリゾート」の魅力をぜひ知ってほしい。
■絶景が待つ「ムイカスノーリゾート」
ムイカスノーリゾートは12コースのほとんどが初中級斜面という構成で、和やかな雰囲気のゲレンデをのびのび滑れるためビギナーやファミリーでも快適だ。このスキー場の最大の魅力は、越後駒ヶ岳、八海山、中ノ岳からなる越後三山と、南魚沼市街の広大な盆地を一望できる大パノラマだろう。山麓から第1クワッドリフトで山頂エリアに向かうと、幅が最大200mもある超ワイドコースが広がっている。エリア屈指の広々ゲレンデを、絶景を眺めながら滑れるので開放的な気分になれる。
■レベルに応じた滑りが楽しめる
眺望のよいゲレンデ山頂から中腹はスキー場のメインエリア。このエリアには2本のリフトが架かり、ここだけ滑って過ごしても十分満足できる。メインエリアから山麓に向かうルートは複数あり、緩斜面や中斜面などレベルに合ったコースを選べる。このうち最も長いのが全長1,633mの「カナリアコース」だ。平均斜度6度の緩やかなコースで、林間を抜けながらゆっくりロングクルージングを楽しめる。
実はスキー場最上部には非圧雪の急斜面もあり、その年の積雪や降雪などのタイミングが合えばパウダーを滑れることも。ムイカスノーリゾートは初中級者だけでなく、上級者も満足できるポテンシャルを秘めているのだ。