ゲレンデトップが標高1,870m、ボトムも1,290mと関東エリアにあるウインターリゾートとしては高所にある「川場スキー場」。こうした環境から雪質の良さに定評があり、森林限界を超える最上部付近は雪山と森がリゾートを囲む開放的な景色が広がっている。にもかかわらず、首都圏からアクセスしやすい立地が魅力。ビギナー向けのコースも揃っているので、スキー・スノーボートデビューしやすいスキー場といえるだろう。それだけでも十分行く価値のあるスキー場だが、今回はさらにおすすめな理由7つを紹介していこう。
■その1 雪道ドライブの不安を取り除く無料シャトルバス
はじめてスキー・スノーボートを体験するなら、近場のスキー場で気軽にトライできる環境が理想的。川場スキー場は首都圏からアクセスしやすく、都内から車で2時間ほどの距離だ。
スキー場のシンボルは立体駐車場とセンターハウスが一体となった複合施設「カワバシティ」。立体駐車場は土日・祝日は事前予約ができるので「混雑時に車が停められない」なんて心配も回避できる。雪道運転が心配な人は、山麓の「道の駅 川場田園プラザ」第4駐車場から無料シャトルバスの運行がある。道の駅に車を停めてこのバスに乗り換えれば、スキー場に至る山道＆雪道を運転せずに済むからこれはありがたい。
また、カーユーザーではないスキーヤー・スノーボーダーもご安心を。上越新幹線・上毛高原駅やJR上越線・沼田駅から無料シャトルバス（予約制）が出ている。車と電車のどちらでも「行きやすい」と思える魅力が川場スキー場にはあるのだ。
■その2 コースインがとってもスムーズ
こうしたアクセスをはじめ、川場スキー場はコースインまでの流れがとてもスムーズだ。レンタルコーナーは立体駐車場からエレベーターで上がった8階に位置し、最新のおしゃれなウェアを取り揃えている。そしてスキーやスノーボードもすべて有名ブランドのもの。ウェアや用具を選んでコーディネートがビシッと決まれば、コースに向かうワクワク感がどんどん高まっていく。また、レンタルコーナー内に更衣室もあり、施設内をあちこち移動せずにここで身支度を整えられるのが便利だ。
■その3 リフト券は、web購入がお得！
川場スキー場はさまざまなものがwebから事前予約できる。特に見逃せないのが、通常料金よりもお得に購入できるweb限定のリフト券だ。web購入時に送られてくる二次元コードをスマートフォンに表示させ、チケットカウンター横に設置されている発券機「skiosk」にかざせばリフト券をすぐゲットできる。リフト券を買い求めるためチケットカウンターに並ぶ時間を短縮できるのはうれしい限り。スムーズにコースインできるから滑る時間をたっぷりとれる。
もちろん、webから購入するとリフト券1日券がお得になることも大きなメリットだ。大人のリフト券1日券なら通常価格5800円が5500円にプライスダウン。リフト1日券に1000円分の食事券やショップなどで使える500円分の商品券が付いた「webパック券」は、6100円と1200円もお得になる。
スキー・スノーボート初心者なら、レンタルや半日レッスンなどもセットになった「ビギナープラン」がおすすめだ。1日券＋食事券（1000円分）＋レンタルセット券＋スクール半日レッスン（1000円OFF）券＋商品券（500円分）がweb購入なら大人14900円と通常価格より16％割引で購入できる。
このほか、立体駐車場や駅からの無料送迎バス、貸し切りできる個室の休憩所などさまざまなものが事前にweb予約ができるので、ぜひ活用したい。
■その4 ビギナーでもロングコースを楽しめる
4つのピークにリフトが架かるスキー場は、谷沿いの地形を生かした縦長なレイアウト。バリエーション豊富な10コースを楽しむことができ、メインコースである「桜川コース」は初心者から楽しめる緩やかな斜面だ。長さが1,300mあるコースは全体的になだらかで、ビギナーでもロングクルージングを楽しめる。
スキー・スノーボードがまったく初めてという人は、山麓の「ファーストステップゲレンデ」からトライしていこう。このゲレンデは初心者が滑りの練習をしたり、子どもが雪遊びを楽しむためのエリア。フードが付いたスノーエスカレーターで斜面を上がれるので、いきなりリフトに乗る不安もない。ゆるやかな斜面で練習し、滑る感覚をつかんだらリフトに乗って「桜川コース」に挑戦するなど段階を踏んで滑りを楽しむことが可能だ。
ある程度滑れるようになったら、ゲレンデトップの「クリスタルコース」にもトライしてみよう。森林限界を超える山頂付近は視界が開け、ダイナミックな自然風景が壮観だ。なだらかなロングバーンが延び、山麓まで最長3,300mにおよぶ爽快なロングクルージングも味わえる。
