■自分で作った「DIY焚火台」を使ってみた!
完成した自分だけのDIY焚火台を早速使ってみた。今回はポークステーキを焼くことにした。
使用する炭は約1kgで、着火剤を使って20分程度で発火。ポークステーキは焼き網に挟み、バケツの下に水を入れて約15分、炭火の炎でじっくりと焼き上げる。炭火の熱によってバケツの水が蒸気となり、肉がジューシーに焼き上がり、美味しくいただいた。
調理や焚火を堪能した後は、水をかけることで即座に消火することができる。使用済みの炭はバケツに入れて炭バサミを使うことなく、簡単に所定のゴミ袋に流し入れて廃棄することができた。実際に使ってみてサイズ感や使い勝手のよさ、片付けの楽さを実感した。
ただし、今回選定したバケツの持ち手はプラスチックだったため、焚火台として使う際には溶けてしまわないよう取り外す必要があった。持ち手が木のタイプ等を選べば、焚火台で使用中も持ち手を取り外す必要は無くもっと楽に使うことができただろう。次回以降の課題として、部材選定の際には注意したいと感じた。
■自分だけのDIY焚火台で、炎とアウトドアを楽しもう!
今回は、自分だけのDIY焚火台について、設計から製作、そして実際に使って調理するまでを紹介した。
焚火台を使う際には、火災予防のため燃焼中は焚火台を移動させず、周囲に可燃物を置かないように注意してほしい。また、使い終わったら確実に消火し、炭が冷めるまで放置しないようにしよう。メンテナンスとしては、焚火台を清掃し、部品の破損や劣化をチェックすることが大切だ。
焚火台を手作りすることは、アウトドア体験を新たな次元へと導く。自分だけの焚火台の製作は、創造性を駆使し、自然との共感を深めるプロセスであると感じる。自身のアイデアを形にし、安全な使い方を学びながらキャンプや野外での新たな冒険へ踏み出すための一歩となるだろう。
オリジナルの焚火台で炎の温もりを感じながら料理を楽しみ、自然との対話を楽しむ冒険の始まりだ!