■炭火で調理開始

まずはホールスパイスを油で炒めて、香りを引き出してからニンニク、タマネギなどを加える

 焚き火ついでに、安定してきた炭火の上に鍋を置いて、いよいよクッキングスタート! もちろん、バーナーで調理してもOKだ。

手順1:マスタードシードとレッドペッパーを油で炒める。

手順2:香ばしい匂いがしてきたらみじん切りのニンニク、ショウガ、タマネギ、シシトウを投入(あらかじめ家でカット&ミックスしておくと手軽)。

 ちなみに、今回の料理は南インド料理店「エリックサウス」の総料理長、稲田俊輔さんが書いたレシピ本『南インド料理店総料理長が教える だいたい15分! 本格インドカレー(柴田書店刊)』を参考にしております。分かりやすくていい本でしたぞ。

■仕込みは家で済ませておく

いわし缶は汁ごと投入

 さて、タマネギが透き通ってきたら……。

手順3:いわし水煮レモン風味(汁ごと)と、パウダースパイスを投入。パウダースパイスもあらかじめ家でミックスしてきたもので、中身はコリアンダーパウダー、クミンパウダー、ターメリックパウダー、カイエンペッパーであります。市販のカレー粉でもOK。

手順4:3分ほど煮てからココナッツオイルとレモン果汁を加え、全体を馴染ませれば出来上がり!

 あらかじめ家で作ってきたターメリックライスも温めたら、カレーと共に器に盛りつける。今回は真冬のキャンプなので、面倒な仕込みや炊飯は出発前で済ませ、現地での作業と手間を減らした。